自己肯定感の高め方

評論

「エートスを高める」って、なんか非常に微妙な表現だなと思うんですけど。

エートスとは、心の中まで含めた行動パターンのことなんですが、「エートスが高い」つまり、セルフイメージが高い、俺ってすごいやつだ感が高い、自己肯定感が高い、こういうことだと思うんですね。

これって、一般的な方法があるのですが、ここでは例えば、「いいね問題」と結び付けましょう。

最近の「いいね!」問題

みんなから「いいね!」って言われると、「俺すごい」って思いますよね?だから、みんなから「いいね!」って思われるように、一生懸命頑張りたい。

で、何をやったら「いいね!」って言われるかよくわかんない人は、とりあえずお金を稼ぐ事をします。それはそれで、素晴らしいことでビジネスゲームの強者になっていきます。

そうすると、当然ですが、ビジネスゲームの強者プレーヤーなので、「いや凄いね!いいね!」って言ってもらえます。

一方で、最近、ビジネス以外のいいねも結構たくさん出てきていて、例えば、ここ数年ずっと、若い女性の間で巻き起こっている、インスタいいね、とかですね。

今でこそ、2、3年前に比べると少々落ち着きましたが、いまだに「インスタ映え」「盛れる」という言葉はよく聞きますし、「インスタグラマー」という職業が存在しているくらい、まだまだ盛んです。

あとは、草食系男子問題とか、何かで活躍していいねをもらいたい・社会に貢献したい気持ちをいいねしてもらいたい、という人も、最近は多いです。

「いや、俺いいねなんかいらないよ!」「とにかくいいことがしたいんだよ!」という人も確かにいますが、その内面にはいいね問題は少なからず存在しますし、「それが良いこと」という社会的な枠組みが作られているので、当然そういうことやりたくなる訳です。

なので、「いいね!」をたくさんもらえば、もしくは貰った経験があれば、勝手にセルフイメージは上がります。

人の顔色を見て、いいねってやってていいのか?

問題は、そんなに人の顔色を見ていいねってやってていいのか?っていう話です。

そういうところに葛藤は結構ありませんか。人にいいねがもらいたいから頑張るってダサくないですか?だから、これをダサくないように見せなきゃいけない。

見せなきゃいけないっていうか、他人の「いいね!」なんか気にせずに、自分の「いいね!」でさえ押せればいいんだって人は、やっぱりめっちゃかっこいいですよね。

で、この自分で自分に「いいね!」を押すという、自己肯定。これが究極の姿になります。

では、どうしたら、この姿になれるのか?

外部の「いいね!」を内面化・内部化する必要があります。

誰かさんから「いいね!」って言われるから最初は一生懸命勉強頑張ってました。ところが、途中から誰かさんから「いいね!」って言われなくなっても、やって当然でしょう、俺ほどの人間だからっていう風に、外部の勝ち基準が内面化して、それが内部で駆動し始めるっていうのを、外部評価の内部化っていいます。

これが起こった時に、初めて人の目を気にせずに走ってことができるようになる。

で、これが物凄く重要で、これができた人というのは、何人かいます。

マザーテレサは、神の価値観の内部化に成功した

例えば、マザーテレサです。

人々が、ビジネスゲームとか、社会貢献ゲーム(NPOとか)、寄付金集めのゲームとか、色々やってました。アメリカは、そういうファンドレイジング系の寄付活動を結構派手にやる国です。

でも、そういうのを一切無視して、彼女はハンセン病患者のために、最後の家を作っていた訳ですが、これは完全に外部の評価の内部化に成功しています。

ここに顔を出してくるのは、彼女の場合は、キリスト教です。当然ですが。

人の意見ではなくて、神の価値観の内部化に成功したんですね。神がこう言っている、と教会の外部評価ではなくて、神との直接の対話の中で、自分がどうあるか、ということを導きだしていったのが、マザーテレサです。

日本における外部評価

でも、日本には、残念ながらあんまりキリスト教の文化ないんですね。

でも、それは全然残念なことではなくて、文化的に神程の強度はないかもしれないけど、日本人も文化的によしとされている外部評価があります。

例えば、「お天道様が見ている」みたいな恫喝されるような何かです。

特に大人になってくると、子供の頃教えられた倫理を手放しがちなんですが、意外にそいつに従順に生きてみると、物凄いパワーを貸してくれたりする。

何でかと言うと、社会環境は、ガンガン変わっていきます。

変わっていく中で評価を外部に求め続けるっていうのは、羅針盤がぐるぐる回っちゃう、みたいな不安定があります。

そうじゃなくて、「社会がどうなろうと自分はこっちに進むのだ」ということが分かっていれば、ガンガンいけるんですね。

それで、突き抜けていったパワーは、社会を凄い突き動かしていくものに変わっていきます。

ということで、文化的に外部的評価されているものを内部化して、それに素直に生きてるやつが、めっちゃ強いっていうのが、僕の周りの様子です。

エートスを高めるコツでした。

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