パーティーで乾杯のあいさつをする場合の話し方
まだまだコロナ禍とはいえ、春先はイベントが多い季節です。今年は大人数では集まらないとはいえ、人前で話す機会が少しずつ増えてきたのではないでしょうか。
今回は、乾杯の挨拶とプレゼンのポイントを簡単にまとめました。
各部署や同業他社の人が集まったパーティーで乾杯のあいさつをする場合は、人間関係に配慮した上で自分の目的に合わせた話を選ぶことが大切です。
スピーチの長さは大体3分。
まずは色んな人に感謝をし、自分のアイデンティティや会社の歴史に紐付けたエピソードを話します。
また、乾杯スピーチに求められるのは景気のいいエピソードです。
なにか困ったことが仮にあったとしても、それをがんばって乗り越えた、今は軌道に乗って順調だという部分を中心に話すと良いと思います。
スピーチをする時、特に女性の場合は前に手を組みがちですが、お行儀よく見えすぎます。
もう少し脇の下に空間を作って話すと、上品でエネルギッシュな感じが演出できると思います。
明日から使える会社のプレゼンでの話し方
会社のプレゼンの場合は、自分のことを話すのではなく、アイデアをどのように分かりやすく伝えるかということを頭に置きましょう。
また、スライドを使用する場合は“ワンスライド・ワンメッセージ”を意識してほしいと思います。
1つのスライドには、1つのメッセージだけを、いくつも詰め込まないほうが美しく見えます。
言いたいことが複数ある場合、プレゼンでは伝えたいメッセージを絞ることも重要です。
また、プレゼンでは、いかに聞いている側の感情に刺さるのかが問題です。
人はメリット以外のことには反応しないので、聞いている側にどんなメリットがあるのかを具体的に話すことが重要なんです。
「このテレビはこんな機能があって、こんなに大きいんですよ」ではなく「こんなに大きいテレビがあると、部屋に引きこもっていた家族がリビングに集まって家族団らんできますよ」
という具合です。
聞く人に対してどう役に立つのかというのを生活のレベルに落として、それによってどういう感情が立ち上がるのかということも含めてメッセージングすることが大切です。
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