気弱さんとは、
お願いを断れないと、やりたくない残業を押し付けられたり、高額な美容サロンの契約をさせられたり、興味のない相手と適切な距離が取れなかったりして、本当に辛い思いをします。
私(湊あかね)は、当事者として、いろんな辛い経験をしてきました。学生だった私は、美容サロンで強い言葉で契約を迫られて40万円のローンを組まされました。効果もなかったし、後悔しかありません。
そんな私でも、今は自分を強く持つことができるようになって、自然にお願いを断ることもできるし、逆にお願いすることもできるようにもなりました。
その気弱さん克服体験をブログで紹介したら、すごくたくさんの方が毎日相談してくれるようになりました。私の体験がこんなに参考になるんだと思ってすごく嬉しかったです。
そうやって気弱さんの相談に乗っていると、私自身に起こったことが何だったのか、どうすればみんなの役に立つのか、だんだんわかってきたんです。その方法をまとめたのが、『気弱さん克服セルフコーチング』です。
『気弱さん克服セルフコーチング』の良いところは、
・自分だけでできる
・誰でも、わりに簡単
・費用がかからない
あえてこの方法のデメリットをあげると
・薬を飲むだけじゃないのでちょっと面倒
・習慣にしないといけないので、飽きるかも
・簡単すぎて不安になる
だと思います。
気弱さん克服コーチングは、基本的には自分一人でできます。必要なのは、ノートとペンだけ。
流れは、こんな感じです。
1. 自分の状態を把握する「気弱さん診断」
2. ノートに明日の行動目標を決める
3. 挑戦する
4. 日記に書き留める
5. これを繰り返す
たったこれだけです。
そしたら、早速始めてみましょう。
まず、ノートのどこでも良いでこう書いてください。
「私は気弱さんを克服して、自分の人生を取り戻します」
続いて、自分の現状を客観的に書き出していきます。
項目は以下の内容で、それぞれ10点満点として今は何点くらいか評価していきます。
1点が悪い、5点が普通、10点が良いです。
この成績が、あなたの考える今のあなたの姿です。
気弱さんであれば、精神状態、コミュニケーション、人間関係の成績が5点以下になるはずです。この評価を、毎月1回程度実施して、自分の状況を確認してください。
※この方法では、この点数を全部満点にする必要はありません。
※自分が気弱さんかどうか、こっちの気弱さんチェックリストで確認してね。
次に、ノートにこう書きます。
「私は○月○日、気弱さんを克服するために次のことを頑張ります」
そして、努力したいことを書いていくのですが、例えば、コミュニケーションの点数が低いなら「友達を食事に誘います」、ファッションの点数が低いなら「お気に入りの服を買います」、住環境の点数が低いなら「いらないものを5個選んで捨てます」など、
この時、
また、人に言えない恥ずかしいこと、くだらなすぎることも、誰に読まれるわけでもないので、書き込みましょう。
ノートに書いたことを実行します。
この時、挑戦して、緊張しすぎたり、パニックになったりして、うまくいかないこともあると思います。
人間は、急には変われないけど、3ヶ月とか1年とか経ってみると、
夜寝る前に次の日記を書きます。
全然できなかった1点、よくできた10点で、何点だったか書き込んでください。
その下に今日の日記を書きます。挑戦できたか、うまくいったか、うまくいかなかったとしたらその原因は何か、その他思いつくこと、
そして、明日の目標を書きます。
「私は○月○日、気弱さんを克服するために朝、6時半に起きます。」
これを繰り返していきます。
学生の頃、
世の中には、「夢は叶う」とか「あなたもビジネスリーダーに」とか「成功者になるには」みたいなセミナーがたくさんあります。
私はただ「気弱な自分」を変えたかっただけで、別に成功者になりたかったりビジネスリーダーになりたかったりしたわけじゃなかったんですが、
私は、当時何も知らなかったので、「自分を変えたかったらおいで。君には絶対必要だと思う。」そう誘われて、いろんなところに行きました。そして、たくさんお金を払ってきました。
今は、あのまま無理して通わなくて良かったと、心底思っています。
リーダーシップセミナーで気弱さんが克服できないのは、もう一つ理由があります。それは、セミナーにいけば気弱さんを克服できるんじゃないかと、
気弱さんはそもそも、
気弱さんの中には、家庭、職場、学校の環境に恵まれていない人も多いと思います。でも、そういうもののせいにしていたら、ずっと気弱な自分に悩み続けるだけになってしまいます。
だから、そういう厳しい環境も含めて、
だから、私みたいに、誰かになんとかしてもらおうとして、お金と時間と心を無駄にしないで欲しいです。みんなに、私みたいな辛い思いはして欲しくないんです。
この気弱さん克服コーチングが参考になれば幸いです。