本選準備のためのミセス日本グランプリ東日本レクチャー
ミセス日本グランプリのセミファイナルを通過してすぐ、
3カ月後の本選大会に向けてのレクチャーが、東日本は東京、西日本は神戸で2回ずつ開催されました。
私は愛知県在住なので神戸のレクチャーを案内されたのですが、
息子2人が東京にいるため、せっかくなら会いたいなと思って東京でレクチャーを受けさせてもらいました。
ウォーキング、スピーチ、パーソナルカラー、メイクなどを半日2回というギッシリなプログラム
今まで受けたこともないような新しく知ることばかりで新鮮でした。
このレクチャーを受けたことで、自分は何がわかっていないか、
準備として何が必要かということを認識することができたことが大きな収穫でした。
出会うべくして出会った女性
私がミセス日本グランプリで50代グランプリを受賞した際、
50代部門は同点で、私ともう1人のグランプリ2名が誕生しています。
そのもう1人の女性は、東京在住のフリーモデルでウォーキング講師。
身長は、私が167㎝、彼女が168㎝と同じくらいなのに、
横に並ぶと遠近感が出てしまうくらい、小顔でスペシャルなビジュアル。
その彼女に、この東京でのレクチャーで、初めて会うことができたのです。
いやいやいや、モデルさんなんてズルいでしょ、同じ土俵で戦うんですか~って感じ満載で、お手上げ状態になったのを覚えています。
では、そんなド素人の私が、モデルで美のプロである彼女と、
結果的になぜ票を分けることができたのか、そこには戦略があったからです。
振り返ると、このレクチャーで彼女とリアルに会ったことは、
本選までにどう準備していけば良いかを考えるためにも、重要なことでした。
まともに戦ったところで勝ち目のない私が考えたのは、
彼女とは決してキャラを被らせないということ。
その時受けたスピーチのレクチャーで、本選当日に行う予定のスピーチをみんなの前で一人ずつ行ったのですが、
講評した方のコメントで、
彼女はクールで理知的なイメージと言われ、
私は、笑顔がとても良いですねと言われたのです。
実は、へー笑顔ですか!!!そーなんですか!!!
と思った私。
特別笑顔を意識したこともなかったですし、それが武器になるとも思っていなかったのです。
その時一緒に受けていた60代のファイナリストの方にも、
待ってる時とスピーチを始めた時の印象が全く違って、貴女の笑顔は素晴らしいわねって言ってもらえたのです。
待ってる時…そんなに仏頂面でしたか…気を付けます(滝汗)
そんなこんなで、
ほめられて伸びるタイプの単純な私は、とにかく笑顔、いつでも笑顔で親しみやすさを強調することを心に誓ったのです。
案の定大会当日、真っ白のスレンダーなドレスを纏い、完璧なウォーキングでプロっぽい彼女に対して、
私はターゴイスグリーンのフェミニン系のドレスと、親しみの沸く笑顔でミセスらしさを強調しました。
練習を重ねたスピーチを評価されたこともありますが、
今思えば、このミセスコンテストが求めるもの“ミセスらしさ”にピタリと合っていたからこその受賞だったと思います。
この時、「求められていることに応えることで結果が出る」ということを痛感しました。
実は、私自身、可愛いとかフェミニンなドレスよりも、
体の線が出るスレンダーなドレスの方が好きですし、
キャラ的には“カワイイ”はちょっとねっていう感じです。
でも、モデルの彼女と同じような路線でドレスを決め、キャラを打ち出していたら、
票を分けることは難しかったんじゃないかと思うのです。
本選から4年が経とうとしていますが、
彼女とは、遠方にいながらも連絡を取り合い、東京に出かける度に会ったり、
私の住む愛知にも足を運んでくれて、ずっと自慢のお友だちです。
大人になってから、こんなにもわかりあえて、励まし合える友に出会えたことは、
グランプリ受賞よりもうれしいことなのかもしれません。
そして、
出会うべき女性と会えたこの東京行きの時、
もう一つ重大な出会いがあったのです。それは次のブログで。
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