いま、ライターの価値が上がる理由

スピーチライターの蔭山洋介です。

昨日伊勢丹で、コムデギャルソンのジャケットを初ゲットしました。

デザイナー川久保玲の言葉にシビレます。
「人が今、買いたいと望むからファッションなのであり、今、今日、身につけたいと思うからファッションなのです。ファッションはこの瞬間だけのものです。」

さて、さきほど5Gが始まるとパブリックスピーキングがますます重要になるという話をしました。

そうなると、ライター冬の時代、スピーカー春の時代が来そうだと思うかもしれないんですが、実はぜんぜんそんなことないんです。むしろ、状況はまったく逆になると思います。

え?でも、ライターの単価ってどんどん下がっていて、みんな大変でしょ?主婦のライターさん、副業のライターさんがたくさん参入していて、すごく安くなっていますよね?と、言いたい気持ちはわかります。

そうなんです。たしかに、全体で見ればライターの単価はどんどん下がっています。

でも、スピーカーの原稿を書く仕事に関して言えば、そんなことは全くありません。

なぜかというと、リーダーが話す言葉の価値が上がっていくからです。当然、リーダーの言葉を支える仕事の価値も上がります。

そして、そういう重要な仕事は、片手間でやれるような仕事ではないんです。

例えば、IT系の社長が今後のクラウドサービスに関するプレゼンテーションをしたいとします。すると、少なくともOSやブラウザ、ネットワークの基礎がわかっていないと、コミュニケーションに時間がかかりすぎてしまって、原稿までたどり着けないんです。いちいちOSとアプリの違いについて解説してもらえるわけではありません。

リーダーのコミュニケーションを支えようとすると、医療、ロボティクス、芸術、農業、社会貢献など、あらゆるジャンルの最先端の言葉を扱うことになるのですが、リーダーを支え続けるためには勉強が命なんです。少しでもキャッチアップが遅れれば、クライアントの力になれないんです。

今後、ライターは、話し言葉のインパクトがより大きくなることを意識して、いかにリーダーを支えるかを考えることで、きっと価値の高い仕事を提供していくことができるはずです。

スピーカーは、自分の話す力を磨くのはもちろん、どうすれば自分の理想のコミュニケーションチームを結成できるかを考えていく必要が出てきます。言葉のインパクトが大きくなるので、一人では理想のコミュニケーションを実現できないからです。

これからは、スピーカーとライターが、表と裏の関係で、コミュニケーションを支える時代が来ます。感度の高いクライアントは、当然重要なコミュニケーションにライターの活用を始めています。というより、もう当たり前になりつつある気もします。

私は、毎月のいろんな企業のコミュニケーション戦略に関する会議に出席していますが、この需要は高くなる一方です。

この流れをコンペの形で伝えていきたい。そして、理想のコミュニケーションが図れるよう、ライターとスピーカーの両側面を応援していきたい。

そんな思いで「スピーチ&ライターコンペ」を企画しました。

「スピーチ&ライターコンペ」
2000字で、あなたの思いをお聞かせください。

詳しくは、こちらから。
https://www.communis.jp/members/spcomp2019/

では、また。