ヨーロッパ研修記-7

日記(蔭山)

水の都、ベネチアに来ております。

イギリス、フランス、モナコと来て、今イタリアのベネチアです。

ホテルの窓から見える景色が最高です。

モナコが観光のために作られた人工的な都市だとすると、ベネチアは元々の生活や文化を観光にしている都市だと言えると思います。観光客がいすぎでビビります。こんな数の観光客見たことないです。

ベネチアでは、オペラが観たかったので、バルバリゴミノット宮殿で「セビリアの理髪師」を上演しているというので行ってきました。

会場は、50人くらいで一杯になる小さな宮殿の一室で、一幕ごとに部屋を移動しながら観劇。小劇場といえば小劇場ですが、宮殿で観る小劇場、しかもオペラはちゃんとプロフェッショナルという体験は、素晴らしいの一言です。最高の贅沢だなあと思いましまた。

歌手は決して技術的に優れているわけではないのですが、ものすごく楽しませてくれます。この演じ方は、RCSのマチルダ、ガルニエで観たバレエにも共通しています。一人ひとりが個性的で、観客と積極的に関わろうとする演じ方は、なかなか日本では体験できません。

大いに笑った帰り道、サンマルコ広場で演奏しながら食事を提供している場所が空いてたので、夜食を取りました。これが思わず素晴らしい演奏で感動してしまいました。ロケーションの力もあるんですが、野外のBGMの演奏でこんなにプロフェッショナルを感じられるとは、ベネチア恐るべしです。

旅もいよいよ終盤。次のミラノでは更新出来ないと思うので次回は日本からかな?

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