タイトルにもある通り、行政とケンカした話なのですが、この騒動の後、周りの人から「なんか変わったね」「逞しくなったね」「話し方、口調違うけど、なんかあった?」と言われるようになりました。
今まで、思い込み成長メソッド(一人旅とか)で模索していた私は、「人ってこうやって成長するんだ」と実感した瞬間でもありました。
行政との闘い
実家を出て、一人暮らしをすることにしました。
良い物件が見つかり、契約書諸々を交わした後、当時、私はフリーランスだったため、いろんな行政手続きがあり、税務所や法務局、区役所など色んなところを回りました。各場所で書類を発行して、いろいろ提出する必要がありました。
その時に、具体的にどういう手続きだったか記憶は定かではありませんが、大量の委任状と、それにまつわる各方面からの承諾書類がすごい数必要で。
誰も手続きの流れなど教えてくれず、ネットで調べても出てくるものではなかったので、税務署に行けば〇〇が足りないと言われ、〇〇を発行するために法務局に行けば、誰々の印鑑が必要だ・・・とか、家に一旦置いてきた書類を何度も取りに帰ったり、もう数日間にわたって、行政機関を何往復もしたんです。
しかも、言われた通りに振り回されていればまだ良いものの、担当者からは「わからない」やら嘘つかれますし、言われた通りに動いたら、その行動は無駄だった・・・とかですね、もうすごい過酷なんですよ、この行政手続きとやらは。
誰も同情してくれない。それどころか、無感情で手数料ばかり取られます。
各書類発行に600円とか400円とか取られて、チリツモでそれもなんか不愉快だし、すごい並ぶし待つし、そうこうしている間に夕方5時でどこも閉まってしまうので、朝イチで走り回っても、数日間闘ったわけです。
今でこそ、給付金や補助金、税務関係などで、行政機関とたくさん関わる機会があって、このしがらみの多い、アナログすぎる、すごい効率の悪いシステムには耐性もつきましたし慣れましたが、当時は大学卒業したばかりで、まともに仕事もしたことがなく、行政との関わりなんて、住民票発行するくらいしかしたことなかったんです。
そんな小娘が、初めて、固いルールや制度と触れ合った話です。
この時は、気弱で繊細な性格なんて正直構ってられず、自分が100%この手続きの全貌を理解しないと、誰も助けてくれないし、この手続きは一生終わらないんだ、と途中で気付いて、すごく冷静に動いていました。
感情のない世界で、感情なくパタパタとたらい回しにされ、もうそうなったら、こっちだって感情なく淡々と進めなきゃダメだ、辛くて泣きそうだけど、物事を前に進めないと、一番困るのは私だ、こんな感情でした。
マイナンバーカード発行は、良い一歩かも。
そんな感じで、行政手続きに苦労した話でした。
行政機関と関わることは、HSPを構う暇もなくなるので、淡々と物事を進めるトレーニングになると思います。
でも、自営業とかフリーランスではない方には、なかなか行政と関わる機会がない方もいると思います。
そんな方にオススメなのが、マイナンバーカード発行です!笑(2020年秋現在)
何かというと、マイナンバーって、すごい作るの面倒なんです。
書類かwebで、必要項目記入して、証明写真撮って送って、2ヶ月くらい待ったら、通知書が来るんです。
お近くの役所の窓口の受け取り予約をして(完全予約制)、予約日時に行って、待って、パスワード等発行して、それでようやく、交付されます。
まず、必要項目を記入して証明写真撮って送る、もうこれだけで普通に忙しい人には、心が折れる作業です。証明写真の負荷がかなり大きい。
その後、2ヶ月待って書類が届く。もうその封筒にマイナンバーカード入ってると思うじゃないですか。
クレジットカードとかって、必要項目記入したら、発送して来るのでそれと同じ感覚で。
でも、入ってないんですね。そして窓口は、完全予約制なんですね。平日の9時17時の間で、完全予約制で窓口行くって、ただ窓口行くだけでも負荷すごいのに、決められた時間に行くのって大変ですよね。
これは普及しないわ、と思ってしまいました。
しかもですね、そんなに苦労して発行したマイナンバーカードは、何年後かには更新が必要らしいです。(カードそのものは10年後、その他バラバラに失効年が決まっています)
運転免許証の更新はわかるんですけど、マイナンバーの更新って・・・何のための更新かは、素人の私には謎ですが。
このマイナンバーカードの作成は、誰でも作れて、行政の手間感をお手軽に、身近に感じられると思うので、ぜひ作ってみてください。
今回は、行政とたくさん喧嘩したら、気弱で繊細な性格を構わなくなってた話でした。
行政・窓口でのコミュニケーションについて、動画にまとめたので併せて参考になれば幸いです。
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