言いたいこと言えないっていうか、自分の意思とか本音がそもそもわからない
相手に合わせすぎて、空気読みすぎて、皆にとっての良い子ロード歩みすぎて、もう、自分の本音とか主張とか意思とか希望とか、わからなくなっちゃった。
そんなお悩みを抱えていらっしゃる方はいませんか？
私はもう、まんまこれで、親とか友達とか世間体とか、社会の常識に囚われすぎていて、そういうのを抜きにした、自分の意思が見当たりませんでした。
一生懸命探そうとするけど、夢とか目標とかも結局、「親のためじゃん」みたいなものしか思い浮かばなかったし、だから自分の職業やキャリアと言われた時に、「自分が今後ずっと働く環境を探せ」と突然言われた時に、突然目の前が真っ暗になったというか、「え、そんなの出てこない。どうしよう。」と悩んだ日々がありました。
色々書き出してみたり、たくさん考えたりするんですけど、プライドとか世間体とか、安定とか、もう色々考えちゃって、「こんなのできたら良いけど・・・好きっちゃ好きだけど、大学出てこれはないか。」とか「職業にするほどじゃないな。却下。」みたいな、ポコっと浮いてきたら沈む感情がたくさんありました。
それだけでなく、人間関係でも、「結局、自分はどうしたいんだろう？」って考えた時に、うまくいっていない現状を変えたいけど、変化を決意するほどの意思はなく、どうしたもんやらと思っていました。
自分の本音を見つける方法①実家を出て、一人暮らしする。
私は、実家を出て一人暮らしをしたときに、こういった現状から打破したなと感じました。
自分の本音と向き合う方法って、私にとっては実家を出る他なかったと思います。
それまでも、あんまり家には帰らず、寝に帰るみたいに実家を使っていたのですが、仮に寝ている時だけだとしても、実家の束縛感っていうのはあって、少なからず支配の効力が存在していたなと感じます。
マイワールドが強くて、他人の影響とか全然気にしないし全然受けないっていう人なら、実家ぐらしでも自分の本音はきちんと確立できると思うけど、他人の影響を人一倍受けるHSPだった私は、空間や時間を他人とともにすると、思想・思考が支配され続けている感覚がありました。
１人暮らしをすると、家族を含めた他人の目が一切なく、パチっとオフされるので、そういう誰からも関与されない環境になって、ようやく自分の本音と向き合えた気がします。
自分以外の誰もいない空間に身をおいて、初めて自分の足が自由に動かせる感覚がありました。
「実家暮らしだけど一人部屋あるから大丈夫」って人が一定数いるのですが、一人暮らしと一人部屋は、全く状況が異なるので、比較するほどでもないですが、一人暮らしで得られるものは、一人部屋では得られません。
私も実家ぐらしのときは一人部屋がありました。
でも、ずっと他人の存在があって、他人の目が存在している空間は、HSPが克服する環境下ではありませんでした。克服には、自分だけの城が必要でした。
自分の本音を見つける方法②心のストッパーを外して色々感じてみる。
私はその後、一人暮らしという空間で、いろんな美に触れて、下品も上品も一旦取っ払って、色んなものに首を突っ込んで、かじってみる日々を過ごしました。
これは私の性格なのですが、道歩いてたら2,3日に一度、100%人に話しかけられるんです。多分キョロキョロしているからだし、カメラが好きで「この絵、いいなあ」と道で写真撮ったり、なんかあんまり忙しそうに歩いていないからだと思います。
だから、すごい頻度でナンパされるし、ナンパじゃなくても街で声かけられるんですけど、道で出会った人と、立呑居酒屋行って他のお客さん交えて話したり、ラップ対決に参加したり（これも道で誘われた）、ある日突然ジョギング仲間ができたり、自分じゃ絶対行かない古い定食屋に入ってみたり、一人暮らしのときは、寄り道いっぱいしながら、一駅分くらい歩いて帰ってました。
私のように、ヤンキーみたいな世の中の楽しみ方をしなくても、ちょっとした公園とか広場に行ってみたり、普段通らない道を通ってみたり、そこには浮浪者の方がいるかもしれないし、普段入らないようなお店に入ったら、意外な事実を発見するかもしれません。
趣味じゃないけど気になったものは買ってみるとか、そんなに好きじゃないけど気になったから頼んでみるとか、雰囲気が良いなと思った人には話しかけてみたら良いし、そんな感じで、実家を離れて自由に楽しんでみたら良いと思います。
それで、マズイと思ったら次からやらなきゃいいし、ときには汚い言葉だって吐いたらいいと思います。
所詮、女性らしさとか清廉潔白とか、その他諸々、モラルだってルールだって、過去の人間が敷いたただのレールなんだから、ただの人間がつくったルールや空気なんて、社会や環境、国や文化が変われば変わるんだし、時代が変わっても変わるんだし、そんなに強く気にしなくていいと思います。
倫理的にタブーなこと（人殺したり）をしなければ、心のストッパーを外して色々感じてみる。
私はキャリアは優等生系だけど、マインドはヤンキーなので、ホストとIT社員と、ヘビースモーカーのヤンキーに絡まれて、駅のロータリーでストロングゼロ飲みながら、ラップ対決した夜は、超楽しかったです。
途中、ホストに口説かれて、きもいって言ったら逆ギレされて、私をかばうIT社員とホストが喧嘩してボコり始めたから慌てて逃げてきた夜、最高に楽しかった。
他にも、わからないものを、わからないから見ないんじゃなくて、わからんなあと感じながら見たり、つまらないものを、つまらんなあと感じながら見た経験も、自分らしく生きる上で重要なパーツの１つだったと思います。
そういうわからん感情も、ずっと走り続けて頑張っていたら、価値観や感覚って、ガンガン変わるし、自分の本音を見つけたあとは、本当に人生を味わえている感じがします。
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