LINE、メールで考えすぎる【正直、相手が怖かった。】

HSP気弱さんの特徴

正直、相手が怖かった。

私は、HSP気弱さんだった頃、LINEやメール、その他チャットですごく時間をかける人間でした。

今でも、気を遣う人との連絡には、書いては消し、を繰り返しています。
主な原因は、「失礼なことを言っていないか」「わかりやすいように説明できているか」「送ってしまった矢先、間違いに気づいても取り返しのつかないことにならないか」を気にしすぎるからです。

例えば、LINEに関しては、内容だけでなく、既読のタイミング、返信のタイミング、返信する時間帯などすごくいろんなことを配慮した結果、また嫌われたくないという感情があるあまり、パッと返せませんでした。

友達から、「明日空いてる?」ってよくある文面だと思うのですが、

「空いてるけど、自分の興味のないお誘いだったらどうしよう。そこから断れない。」とか

「空いてないけど、これはリスケした方がいいかな。」とか

「昼は空いてるけど夜は外出たくないな。空いてるってなんだ?用は?」とか色々思いがぐるぐるしていました。

また仕事でも、「失礼がないように」を意識しすぎて、文章を何度も読み直しては書き直していました。

LINEに時間をかけてしまう方へ

「LINEやメールの返信で、時間をかける」と一概に言っても、それが示す意味は全く異なる3パターンがあることに気づきました。

私はちなみに「気弱さん」パターンです。

自分の意思を持てない気弱さんの場合

私は、「自分なんかが意見を言っていい存在ではない」「自分なんかが断っていい存在ではない」「自分ごときが既読無視するなんて」という感情が少なからずあって、「自分なんか」「自分なんか」って自分の感情を押し込めて、言いたいことが言えず、書きたいことを書いては、送信ボタンを押せずに消していました。

今は気弱さんをすっかり克服したのですが、その過程で「本当は関わりを持ちたくないな」という友人とは皆、距離をとりました。

「自分なんかが」と、自分を否定して相手のゴマをするような関係性は、今思うと、相手にとってすごく都合の良い関係性でしかなかったからです。

気弱さんは、オーラや話し方に気弱が滲み出ているので、自分にとって都合よく人を操る人(専門用語でマニピュレーターといいます。)や感情がわからないASD(自閉症スペクトラムアスペルガー症候群)がたくさん周りにいることが多いです。

私の場合は、9割くらい上記のタイプで、操られたり、察してくれなかったりして、たくさん事故りました。こういった方とは、気弱さんが克服した後に付き合った方がいいと思います。気弱さんのまま付き合うと、時間がいくらあっても足りないし、精神が削られていくので、治るまでは距離をとった方がいいと思います。

というわけで、気弱さんの場合は、気弱さんが治るまで人間関係の整理をするのがおすすめです。

人の感情に共感しすぎるエンパスさんの場合

共感しすぎるエンパスさんの場合、「自他の分離」を意識したらいいと思います。

自分と他人とで、しっかりと境界線を作るのです。これは私もすごく意識していることです。

例えば、最近友人に悩みを相談されました。「ブラック企業で働いていて、転職したい。」という内容でした。

私はその友人から一年前から「転職も選択肢の一つとして準備して動いた方がいいよ」と言い続けてきたのですが、一年経っても状況は全く変わらず、残業が続く日々で、精神がとても悪化していました。

こないだ相談された時も私は、「転職の準備した方がいいよ。労基も行ったら勝てるよ。自分wお守るためにも動いた方がいいよ。」と話を数時間ほど聞き、できる限りのアドバイスをしました。

でも、「転職後、雇ってくれる会社がなかったらと思うと不安で動けない。」と言っていたので、おそらく転職はまだしないと思います。

こういった状況で、昔の私だったら、「なんて私は非力なんだろう。何も友人のためにしてあげられてない。もう精神がやばいのに。」とか、色々と自分を責めていました。自他の境界が曖昧だったからです。

でも今は、そういう風に考えると他人の悩みが私の脳内や精神に侵食してきて、私も滅入ってきてしまうので、自他の課題の分離を意識しています。

どういうことかというと、「私は言うべきことは言った。あと、会社をやめるかどうかは、私の問題ではなく彼女の問題だ。彼女が抱えている課題であり、彼女次第。私が考えても事態は変わらない。」と考えます。

自分の課題と、他人の課題。自分の状況と他人の状況。「私ができることはここまで!」「私はやれる限りやった!」と割り切っています。もちろん、やれる限りやっています。

電話もするし、勇気づけるために宅配送ったり毎日連絡したり、やれることは全部やって、「あとは他人の課題。」と終わります。エンパスさんには、自他の分離の習慣をおすすめします。

人の感情がわからない場合

正直、人の感情がわからない。冗談や皮肉がわかりにくい。本の登場人物の感情や服装、外見を想像しにくい。

このような感情が自然にわからないタイプの方もいます。ASD(自閉症スペクトラムアスペルガー症候群)は人口の1%。とてもポピュラーな特徴です。

メールやLINEの文章では、想像力が追いつかず、苦しいこともあると思います。専門家がたくさんいますので、検索してみてください。

ラインにまつわる孤独感問題

ラインというのは、便利すぎるあまり、孤独感をうみます。

既読がつかなくて不安、既読がついたのに返信がなくて不安、半日間既読がつかないなんてことある!?と不安。恋愛関係でこじれることが多いですが、友人関係でも、ラインは多くの問題を引き起こします。

私自身も、気弱だった過去は、グルチャで発言した時に、その返事が一定時間なかった時、とんでもなく孤独感を感じていました。まるで、誰もいないトンネルの中で、言葉を空に投げかけているような。そんなぽつんと感がありました。

恋愛でも、既読無視・未読無視は、とてつもなく不安になりました。アイコンや登録名の変化にも敏感でした。

今でも、私は読者のみなさんとラインでご相談を受けているのですが、しょっちゅうアイコンが変わったり、アイコンが突然消えていたり(画像を消すことができる)します。

情緒が不安定だと、ラインをコロコロ変え、また他人とのラインに感情がゆらがされることが多いみたいです。

LINEの孤独感は、どう紛らわせばいいの?

ラインだけでなく、その他SNS全てに言えるデジタルな繋がりにまつわる孤独感で悩む方は、過去の私も、私の周りでもすごく多いです。

これに関する解決策は、簡単です。自分と向き合うコーチングがあります。(私が作成した別サイトにジャンプします。)

ラインやSNSの孤独感、気弱さんやエンパス全てそうですが、「他人が気になりすぎて〇〇」と悩む全ての方に、コーチングを作成しました。

実際、私はこうして自分自身の成長を見つめて、自分のスキルや知識、教養、ノウハウを蓄積して、気弱さんやエンパス、HSPを克服し、ラインやメールでの人間関係と感情的に距離を取り、快適に生活できています。

何より自分の人生を歩めている感じ、自分が主人公な感じはとても幸せです。

毎日相談に乗り続け、アンケート調査でわかったことをまとめた、新サイト『HSP気弱さん克服レシピ+蛙化も!』ぜひご覧ください。

全てのコミュニケーションに効く、深呼吸

コミュニケーションのリズムや相手の圧が苦しくて、たくさん苦労をしてきた私ですが、どんなコミュニケーションにも効く方法があります。

それは、「深呼吸」です。騙されたと思って、やってみてほしいです。

ラインが来た時に、私は感情がわーっとなって興奮状態にすぐなってしまいます。相手の顔が浮かんだり、返さなきゃとか失礼ないようにしなきゃとか、いろんな感情が洪水するので、コミュニケーションは落ち着かないのですが、ラインが来たら、深呼吸。メールが来たら、深呼吸。

相手から催促されても、深呼吸。それで、呼吸を落ち着かせて、自分を落ち着かせて、一旦自分の頭の中で考える。クールダウンして、自分会議の時間を作る。

デジタルでもリアルでも同じです。「うーんとね…」と声に出していってもいいです。

HSPさん、気弱さん、エンパスさん、ASDさん、全員に効きます。どんなタイプでも、違う理由で混乱・興奮しているので、一旦考えて、そこから何か意見を言ったりしたらいいと思います。

私は実際、この深呼吸で、相手の怒涛の波を止めていて、すごくコミュニケーションのストレスが減っています。

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