HSP気弱でやりたいことがわからなかった頃の黒歴史③〜ブラック企業に振り回されて〜

HSP気弱さんの特徴

退職願を跳ね返される・メールは無視される

ずっと、「いつやめようか」という気持ちはありました。

「なんで入ったんだよ」というツッコミが飛んできそうですが、「大学まで行って、大企業以外に就職するという選択肢なんてありえない」という考えを両親も周りの大学の友人も持っていたのと、私自身も、大きな企業に頼らず頑張れる自信なんてなかったし、周りの人を説得する自信も勇気もなかったので、当時の企業に就職しました。

でも、昨日の出来事があって、「この会社にいても私という人間が壊れる」という確信が持てました。次の日、退職願を上司に持っていったら、ちらっとこっちを見て、「そういうのいいから」と振り払われ、相手にされませんでした。受け取ってもらえなくて、なかったことにされました。

紙を受け取ってくれないので、しょうがないからメールで、上司と上司の上司もCCつけて、メールしました。

そしたらメールの返信が5日くらい帰ってこなくて、やっと帰ってきたメールで、会社に来るように言われて、会社に話をしに行きました。

「体売るくらいしかできないのに、辞めるの?」

会社で上司と、直接話しをしました。辞める理由はたくさんあったけど、面と向かって言えるほど勇気がなくて、体調とか新しいことを挑戦したいとか、言葉並べて話しました。

そしたら、「今辞めても、体売るくらいしかできないのに辞めるの?」とか「社会をなめている」「社会は甘くない」とか言われました。

「あなたを採用するのにこれだけお金がかかったのに?」と逆ギレもされました。(これに関しては、私も申し訳ないと思っていますが、採用というのは、そもそもリスクを伴うものだし、辞める者に対してグチグチ言うのはただの意地悪だと思います。個人的には。)

それで、上司と話し合ったところで、まだ退職願は受理されなくて、最終的に人事に話がいくまでに、1週間以上かかりました。入社して1ヶ月半経った頃でした。

会社を辞めた時、私は次の会社決めていません。

当時お付き合いしていた人に、「少し休んで良い」と言われて、あと、会社を辞めたタイミングで実家と揉めて、「お前は(会社を辞めるなんて)犬猫以下だ。」と言われて、実家も飛び出して来たので、そういうのも重なって、一旦休憩しました。

とにかく辛くて、ストレス性皮膚炎で全身の皮膚はボロボロ、痒くて痛くて寝れなくて、全身血まみれでした。あと四六時中泣いているからずっと目は腫れっぱなしでした。

ブラック企業への入社、弾丸退職、セクハラパワハラ、実家を飛び出すなど、色んな恐怖を一気に突破しすぎて体が疲弊していました。

1ヶ月くらいは、家事と事務仕事をして、その後、心身ともに回復して、マーケターとして仕事を始めました。

マーケティングを手伝うことになり、デジタルマーケティング、サイト制作を一から自分で勉強しました。不安もありましたが、やるしかないと思って、1つ1つ毎日コツコツとやっていきました。

書籍とネットと、あとは実践で、全て独学でマーケティングとクリエイティブの仕事を始めて、そんなこんなで今に至ります。

何が私を変えたのか

新卒で入った会社を速攻で辞めて、知人からの「マーケティングやってみる?」という誘いから、勉強・仕事を始めて、早2年が経ちます。

会社をやめたときは、実家も出て、家族と縁が切れて、友達とも会いたくなくて、家族も友達も会社も収入も全部断ち切っていました。

それで、何もなくなったときに、誰の顔も思い浮かべず日々をある程度過ごして、自分の仕事とか性質と向き合って、大量の泥が溶け落ちるまで、自分と向き合い続けました。

それまで機械音痴だった私が、サイトを見たときに、全部コードで見えるし、デザインもその他ツールの埋め込みも全部丸わかりで、すごく世界がクリアになりました。

また、自分がつくったサイトで、ものが販売できたり、お客さんが増えたり、イベントが成功したり、もちろん私一人の力でやったものは1つもないけど、目に見えて経済回していたり、目に見えて社会に貢献できているのが肌で実感できる日々が続きました。

「私がつくったサイトに1,000人訪れてくれた」とか、「私がつくった商品が売れた」とか「私のコピーが刺さってお客様と出会えた」とか、そんなのが毎日あるんです。毎日が誕生日みたいに感動で溢れています。むしろ、誕生日が霞むくらいです。

サービスを通じて人一人救えたら、もうそれは、誕生日よりずっとめでたい日だと思います。

イベント企画の仕事も、すごく良い経験になりました。

誰にどういう感情をもってほしくて、何目的でやって、会費はいくらだと納得感が出て、っていうコンセプトを1から考えて、会場下見に行って、当日の流れを考えて、という仕事をしました。

テンプレもなく、「お客さんを喜ばせるために企画を一から考える」という内容の仕事で、本当に大変でした。

他にもロゴを作ったり図面書いたり、ブランディングしたり、いろんな仕事に関わったんですけど、今まで魔法に見えていたものがクリエイター側になって、1つ1つがクリアになって、月並みになっちゃうんですけど、「こうやってできてたんだ」って感じて、色々手を出し続けて、仕事をし続けていったら、逆に、不可能がなくなってくるんです。

売れないものを売れるように加工できる。売れる商品を作ることもできる。間違えたら、やり直せばいい。社会に投げてみると、色んな声が聞こえる。好きなように社会と関われる。

目の前で困った人がいたとして、今までだったらコンビニでご飯買うくらいしか手助けできなかったけど、こんなサービスもあんな商品もつくって渡せるし、何なら仕事を与えることもできるようになる。

シンプルに仕事ができるようになっただけなんですけど。

やりたいことが溢れている今の私はどんな感じか

このブログも、「私は、HSP気弱さんを克服したけど、どの書籍も「克服しなくて良い」としか書いてないな、誰かの役に立つのかな。」という思いで始めました。

やりたいことで溢れている今、どういう感情で日々を過ごしているかというと、「酷い社会をマシにしたい。」とか、「目の前で苦しんでいる人放っておけないから、サービスつくる。コンテンツつくる。」とか、主にはそんな感じです。

毎日生きてたら、色んな情報が飛び込んできて、信じられない酷い事実も目の当たりにする毎日で、しかもコロナでどんどん荒廃は進んでいるし。

久しぶりに会った友達が貧困に陥っていたり、蛙化現象に陥っていたり、コロナで日に日に店は潰れるし、そういうの見ていて、放っておけなくて、コンテンツ作って、サービス作って、事業化しているので、毎日やりたいことで溢れています。

これで終わろうとしているのですが、なんか最後、雑になっちゃったような気もします。もし、よくわからない点やもっと詳しく知りたい点等ございましたら、お気軽にラインください。

読んでいただき、ありがとうございました!

LINEでいつでもお悩みききます。HSP気弱さん蛙化の最新情報も。

HSPや気弱さん、蛙化現象その他全ての精神疾患には、なんでも言いたいことが言える「安全基地」という存在が大切です。これがあるのとないので、状況が全然異なります。

私は半年間、計100名以上の方とお話ししてきました。そのためノウハウも溜まっています。「こんなの私だけじゃないかな」と思うこともあるかもしれませんが、100通りの事例が蓄積されているので、「多分そんなことないよ。こうやって克服した人知ってるよ。」となんらかの提案ができると思います。

もし相談する勇気がなくても、このブログに辿り着いたということは、何かに悩んでいる方だと思います。HSP気弱、蛙化の最新情報もラインにて告知しますので、友達になってくださるととっても嬉しいです。
友だち追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました