自分じゃないのに怒られてる気分
学校で、習い事で、家で、子供の頃は、私以外の誰かが怒られている時、私もすごい落ち込むことがありました。例えば塾の授業中に居眠りしている生徒がいて、その子が途中で廊下に出されて怒られる。
残りのクラスにいる人たちは、練習問題を解く時間になっている。
そんな状況の時は、練習問題なんて頭に入ってこなかったし、そこに何が書いてあるかも入ってこないし、体はブルブル震えてる。廊下のそんなに大きくないお説教にばかり気を取られ、魂抜けてました。
家でも他の部屋で兄弟が怒られていたら、勉強やその他作業が全くできなくなって、耳を塞いで、無心になろうとしたりしました。
塾でも学校でも、ケロッとしている人が多くて、「なんてタフなんだろう」「なんで感情にはいってこないんだろう」と都度感じでいました。自分とは脳の構造が違うなと思っていました。
他にも例えば、職場で機嫌が悪い人がいたら、「何かしたかな」と感じるし、マンションの廊下で先を歩いている人がいて、その人が部屋に入る瞬間に、ドアをバン！とされると、なんだか無性に落ち込みます。というかすごい怖いです。
悩み相談、愚痴でも
その他、他人の感情に左右されまくるのはあらゆる場面であって。
例えば悩み相談をされた時。「今辛いんだ」って言われて、その場で話は聞くのですが、別れた後、そしてその後の数日間は、頭にその相談された子の感情がよぎるんです。その子の表情とか、口調とかが、ずっと忘れられなくて、仕事に集中できなかったり、何かと身が入らない日が続くんです。
その他、暗い話や愚痴って、色んな場所で聞くと思うんですけど、ずっとその後は、踏んだガムみたいに付き纏います。
どれも目を背けてはいけない現状だから
でも、この人の悩みや愚痴を数日間ひきづる性質に関しては、困っているとか治したいとかはなくて、むしろ、そういうのと共に生きていかなきゃいけないと思っています。
踏んだガムみたいな私の周りを取り巻く人間の悩みは、どれも目を背けてはいけない現状だし、それは社会の構造や人間の性質に気づく大きな鍵だと思っています。
むしろ、そういう悩みが存在する社会において、本当に私は社会に貢献できているのかなとか考えるキッカケになるし、世間知らずだったなと反省することも多くあります。
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HSPや気弱さん、蛙化現象その他全ての精神疾患には、なんでも言いたいことが言える「安全基地」という存在が大切です。これがあるのとないので、状況が全然異なります。
私は半年間、計100名以上の方とお話ししてきました。そのためノウハウも溜まっています。「こんなの私だけじゃないかな」と思うこともあるかもしれませんが、100通りの事例が蓄積されているので、「多分そんなことないよ。こうやって克服した人知ってるよ。」となんらかの提案ができると思います。
もし相談する勇気がなくても、このブログに辿り着いたということは、何かに悩んでいる方だと思います。HSP気弱、蛙化の最新情報もラインにて告知しますので、友達になってくださるととっても嬉しいです。
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