脱・気弱の「美」の価値観〈ファッション編〉

HSP気弱さん克服

突然ですが、皆さんは、ファッションをどのように楽しんでいますか?

アパレルショップに行く?雑誌を読む?
インスタグラムやYouTubeで、コーディネートを見て楽しむ?

それとも、特に興味がない・・・?

ファッションって、色んな楽しみ方があると思います。

そして、全く興味のない人もいると思います。「全部ただの布」と感じる人もいると思います。

私の服の選び方(昔)

私が昔、二十歳くらいの頃、服を選ぶ時はこんな感じでした。

ユニクロとかGUとか、Honeysとかearthとか、その他周りの友達がよく行く店に行って、店に入ります。

その後、いいなと思う服を手に取り、「サイズはどうか」「値段はどうか」「自分に似合うか」「値段は年相応かどうか」「派手すぎないか」「周りから浮かないか」「家族・友達に何か言われないか」を考えます。

それで、全ての条件をクリアした服をカゴに入れて、試着室に行き、服を買っていました。

そこには、周りの目・世間の目・自分と周りとのバランスが常に気にしていて、それは、自分の好み以上に重要項目でした。「似合わない」と言われたり、そんな目で見られたりするのが苦痛だし、服自体は嫌いじゃないけど、そんなに心からショッピングを楽しんでいた感じはなかったです。

同世代の子のファッションを見ていても、挑戦的な服装をしている子はあまりいませんでした。変わった生地や変わった素材、ユニークな形や変わった色の服を着ている人はあんまり見ません。

ちなみにそれは、あれから5,6年が経った今もそうです。

これはもしかしたら、HSPというよりかは女性の保守化や無気力化とも関係しているのかもしれません。

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私の服の選び方(今)

健康的な生活と適度な運動をして、自分に自信が持てた今、そして何より、「自分の良い」で動いている今のファッションの楽しみ方は昔と全く異なります。

行く服屋も変わって、ZARAとかH&Mとか、その他アウトレットに行って服屋に入ります。お店に入って、自分がいいと思う服を選んで、値段とサイズを見て、ポンポンカゴに入れていきます。

それで、試着室へ行き、自分に似合う・似合わないを判断した後、服を買います。

昔と比べて、考慮する点は、1/10くらいに減りました。ファッションだけでなく、どの買い物もこういう風に済ませています。

これは、主体が育っただけでなく、経済的な余裕や、職業・立場の変化とも大きく影響しています。

「自分の良い」で過ごそう

自分の良いと思う服で生活することは、確固たる自信が求められるハードルの高い作業です。

私は、変な服装をしていないけど、少なくとも多数派の服は着ていないので、今でも街を歩いていると見られることはありますし、冴えないオジサンに「なにこれ〜」と言われることもあります。

全体的に気にしていないので、特に何も思いませんが、HSP的にはいやですよね。そんな風に絡まれたくないし、突っ込まれたくないし、できることならそんな精神的にハードな他人との関わりは避けたい。

でも思うのは、HSP関係なく「自分の良い」で生きてる人はこの世の中、かなり少ない。

自分が良いと思う服を着て過ごしている人なんてあんまり見ないし、自分の良いに対して自信ない人ばかり。美的センスがない人も、美しいものを美しいと感じない人もいるし、全体的に無気力の人もたくさんいる。

自信なんてなくても、「お金を使う」ことにかなり負荷がかかっていても、一着でも、世間や周りのことを考えずに、自分が良いと思う服を、「安いから」を理由にせず、自分のお金で買って着ること。

それができたら、それはとても素晴らしいことだし、自分に自信を持って良いし、HSP克服の一歩になるんじゃないかなと思います。

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