「空気で伝わってくれ!」「この雰囲気でこの返答なんだから、嫌がってるの察して!」と、相手に察してほしかったり、空気でものごとを伝えようとして、失敗した経験はありませんか?
私は、うまく断ったり言いたいことが言えなかったので、都合が悪くなったら全部察してほしかった人間でした。
男性女性、年齢関係なく、子供に対しても「察してくれ〜」と思っていたカッコ悪い大人だったし、年上のデリカシーのない男性には、かれこれ10年くらい悩まされてきました。
結局この「空気で伝える方法」でうまくいった経験は全くなく、行きたくない所へ行ったり、仕事や勉強が捗らなかったり、思わぬ反感を買ったりなど、結構苦労しました。
「言えない私が悪いか。」と半ば諦めながら、要領の悪い人生を生きてきました。
空気で伝わらない人間のことを理解しよう。
私は、「空気を読む」とか「察する」とか「気遣う」って、人間には誰しも備わっているものだと思っていて、それを信じて20年程生きてきたのですが、どうやらそれは違うみたいです。
空気が本当にわからない人っていうのが、世の中には結構な確率でいて、それは、「意地悪したいから」とか「私のことが気に食わないから」とか、そういう意思とか感情を抜きにして、悪気も全くなく、「空気を読めない」性質が先天的にある人、察することが不可能な人がいます。
だから、そういう人に向かって、「人待たせてるんだからさっさと動け〜」とか「周りに迷惑かけてるから気づけ〜」と念を送っても、本当に悪気ナシで気づかないし、生徒が話すのを辞めるまで話し始めない学校の先生みたいなことするのはやめて、ちゃんと口で、ハッキリ物事を言わないと、本当にわからないっていう人が世の中にはいます。
世渡りしにくい世の中だけど、「察してちゃん」だと結局自分がかなり損をするので、繊細さんは、今回もおなじみ、戦略的にコミュニケーションを取りましょう。
自分の心を守りつつ、言いたいことを言っていきましょう。
うまく言いたいことを言う方法① 細かくスケジュール等計画を組む
例えば、一緒に勉強しようと友達に誘われて、試験前の勉強を、2人でしていたとします。
これ、あるあるだと思うんですけど、ずーっと喋ってて全然勉強する気配がない。
「時間ないんだよなあ。」と思いながらも、会話の途切れが見当たらず、(^_^;)こんな顔で会話を続ける。
「集中しよう!」「勉強しよう!」最初は言えたとしても、何度もはなかなか言えない。
こういうときに、嫌がられずに何度も注意できたらいいのにって思いますよね。
今の私が工夫していることは、お店に入る前に、勉強する約束をしたタイミングで、現場で言いたくなるであろうことは、言ってから会うことにしています。
例えば、勉強でも仕事の打ち合わせでも、その他決めなきゃいけない何かでも、タイムスケジュールや、箇条書きのメモは必ず用意して、予めシェアしておく。時間をかっちり使えるように細かくスケジューリングしておく。
「今日はここまでやろう」というざっくりとしたものではなく、何時〜何時まで〇〇を△△という状態まで持っていくとか、チェックリストを作成するとか、カチッとしたスケジュールです。
今は仕事をしていて、仕事でダラダラ人と会うことは許されないので、仕事に慣れていくうちに、こういう習慣がプライベートでもつきました。
その他、スケジュールじゃなくても、人と会う前に、入念に準備することは全ての人間関係において重要だと思います。
仕事でも恋愛でも友情でもそうだけど、現場判断をとにかく減らす。できる準備はしておくし、起こりうる可能性のある注意事項は、会う前に予めチャットやメールで共有しておく。
それでも現場では感情がバタついて大変なんですけど、自分の性格・性質は、準備でかなりカバーできます。
うまく言いたいことを言う方法② たくさん失敗すること
もうあとは、たくさん失敗することだと思っています。
言いたいこと言って、うまく人間関係がうまくいかないときって、最悪なんです。
もうこの世の終わりかと思います。そして、相手にも寄りますが、基本的に怖い人は超怖いし、その場でキッと睨まれたことだって、舌打ちされたことも、ガンッと蹴られたこともあります。
ちなみに上記の攻撃は、なんで受けているのかというと、私に偉そうにしていたかった人に対して、言いたいこと言ってみたり、私を奴隷として扱いたかった人に対して、本音聞いてみたりというコミュニケーションバンジージャンプみたいなことをしたときに、起こりました。
それで、私も、「言い方間違えたかな」とか思うわけじゃないですか。
もう縁切れちゃった人もたくさんいるんですけど、でも、いちいちその人の性質に寄り添って、その人の都合に合わせて、言いたいことなんて言えないですよ。
だから、時に事故って、たくさん傷つくって、打たれて折れて、理不尽も矛盾もぐちゃぐちゃになりながら、体当たりで学んでいくしかないと思います。
キレイな形じゃないのがこの社会だし、人間はそもそも、自分も含めてバランスの悪い生き物なので、しょうがないです。
言いたいこと言って、その人との関係が悪くなって、居心地悪かったら、凹んでないで、次へ行く。
その人との縁が切れても社会は回るし、お互いそれぞれ生きていけばいいから、過去にどんな輝かしい思い出があったとしても、そんなのにしがみついていないで、ずんずん前進んでく。
自分の能力が低くて、うまくいかない人間関係は、それはもう、それも自分の人生でしょう。それが自分だからしょうがないでしょう!
一緒に頑張っていきましょう!
相手に圧倒されず言いたいことを言う方法、動画にまとめました。併せて参考になれば幸いです。
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