「いい子」であり続けても何者にもなれない

HSP気弱さん克服

「天皇の料理番」というドラマを知っていますか?

佐藤健主演の、天皇の料理番になった人の人生を描いたお話です。過去にも何度かドラマ化されていたそうですが、2015年に放送され、話題になった作品です。

Amazonプライムで見れたので、少し前に全話見て号泣しまくったところです。

今日は、「天皇の料理番」から学ぶ、脱・いい子論についてです。

正規ルートでいい子でいたって何者にもなれない

私、この作品が大好きで、大切にしたい作品の一つです。

ざっとあらすじをご紹介します。

主人公の篤蔵は、何をやってもお騒がせ野郎の出来損ない、結婚しても安定せず、やりたいこともコロコロ変わる。周囲の人には迷惑をかけ続け、やっと見つけた料理の道でも踏んだり蹴ったり。

イレギュラーや例外が続く中、それでも一生懸命料理に励み、やがて天皇の料理番になるまで上り詰めます。料理番になってからも関東大震災が起こったり、家族間でトラブルがあったりと大変な日々が続きますが、料理に人生を捧げるお話です。

成功者はガチャガチャやる

篤蔵は、本当にいい子とはかけ離れている人間です。

両親や兄弟に迷惑かけて、結婚した奥さんやそのご家族にも迷惑をかけ、仕事をサボったりモノを盗んだり、嘘ついたり、こっそり何かしたり、もう、ルールやら規則やら人間関係やら全部ドッタンバッタン引きちぎって、夢に向かって突き進みます。

とても優等生とは言えないし、ルール違反するのでクビにもなるし、怒られるし裏切られる。

超タフです。いろんな人・お金・環境振り回して、自分の人生を一生懸命生きている。

そして結果的に、天皇の料理番にまで上り詰めるんですよね。

成功者は、ガチャガチャやる。

ルールにも慣例にも従わず、いろんな人に敵視されながらも、色々トライアンドエラーを繰り返して、そうやって誰かが作った道じゃなくて、思いつくままにガチャガチャ頑張るんです。

いい子でいたら、いい子ではいられるけど、その後、何者にもなれません。

守りすぎるな・従いすぎるな

社会不適合なことをやれとか、悪さしろとか、そういうことを言いたいんじゃなくて、あの手この手で色々挑戦してみたり、親や先生がマナーとしてタブーとしていることを守りすぎないとかして、「いい子」から脱しましょう。

根拠も理屈もないマナーがありふれている世の中で、なんなら神だって宗教だって人間が造ったものな訳で、お天道様は見てないし。

そうやってプロフェッショにはなるし、そうやってありふれた社員Aじゃなくて、「何者か」になれる。

いい子っていうのは、その人にとって都合の良い子なだけであって、決して人生が成功するツールでもおまじないでもない。「いい子」でい続けることで、親離れできず、子供部屋おじさん・おばさんはたくさんいるし、貧困もいるし、「いい子」でいても成功させてくれる仕組みがこの社会にはない。

私が言う「いい子」は、勘違いされたくないので何度も言いますが、「親の言われたことは守る」とか「時間をキッチリ守る」とか「赤信号は渡らない」とか「マナーをキッチリ守る」とか「言葉遣いに気を付ける」とか。

そういう話です。守ってもいいけど、全部小さい話だし、能力がないから守らざるを得ないんだなとさえ思います。赤信号渡らない人より渡る人の方が、この社会では強者だと思います。

あれ?ちょっと言いすぎたかな?

私がこのブログにたどり着くまで

私も、このブログにたどり着くまでにいろんなことをしました。

最初は、顔出ししたくなくて、VtuberとしてHSPをカミングアウトさせて、YouTubeでコンテンツ化していこうとしました。

私は、HSPの「あるある」とか「特徴」とかじゃなくて、(多分日本で唯一の)「HSPを克服した人」なので、克服した経路を丁寧に解説していく予定でした。

しかし、Vtuberというのは、いわゆるオタク界隈で、私はもともと全然オタク気質ではなく、アニメもジャニースも気質としてハマることはなかったんです。

自分が昔も今も、オタク的にハマってきたことがなかったので、しかもネカマさん(Vtuberの場合はバ美肉さんと呼びますが)とかもすごく多くて、なんていうか、場違い感、ここにいちゃいけない感、Vtuberと同じ空気吸えない感があって、続けられませんでした。

その後、Twitterを始めて、HSPをカミングアウトしている方々とフォローし合いました。

そしたら、なんか全然共感できないことばかりなんですね。

え、私、なんかHSPじゃないかも・・・「#HSPさんと繋がりたい」ですごく首を絞められました。全然居心地良くなくて。

それらが確信に変わったのは、田村淳さんが、ワイドナショーでHSPだとカミングアウトした放送を見たときです。「え、これ、ASDじゃん・・・」と思って、私HSPじゃなかったのかも・・・と焦りはじめます。

詳しくはトップページの「私のHSPについて」をご覧ください。

すごく混乱して、次は書籍を読み漁りました。

精神科医の書籍、HSPという名称をつくったエレイン・アーロン博士のwebサイトを読みます。

そうして、HSPの定義に気づき、日本におけるHSPにも気づきます。

これに気付いた瞬間、足に蕁麻疹がボッコボコできて、2,3日クレーターみたいな足になりました。2年間、ずっと自分がHSPだと思っていたのに、その根底を揺るがされたので。

そして、youtubeは低評価とかコメントがキツくて続かないし、TwitterもDMとかリプとかなかなかハードだなあ、世に出て「HSPです」とカミングアウトしている多くはASDの方だしなあ、つらいなあと思って、細々とはじめたのがこのブログです。

私も、手を動かしてみて、あれダメこれダメと言いながら軌道修正してきました。

ただのいい子、でい続けてもいいですけど、今の状態を打破する秘訣は、脱・いい子かもしれません。

HSPとつながるLINE、やっています。

LINE@で、最新情報を配信しています。近日、商品をリリースする予定です!HSPさんと繋がりたいです!
友だち追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました