蛙化現象について考え続けて分かった、6つの原因

蛙化現象

私は、10月から毎日蛙化現象について考えています。

街中でも、歩いている人を見て「あの子も蛙化だったりするのかなあ」「蛙化って、ファッションにも表れたりするのかなあ」と思うし、テレビ番組を見て、(特に恋愛関連に対して)「蛙化で悩む子は、この放送をどう感じるのかなあ」と考えてしまうほど、蛙化現象に毒されています。笑

計50人程度からご相談を受けて、自分でもたくさん調べた結果、2020年12月時点でわかった蛙化現象の原因6つをご紹介します。

自己肯定感が極端に低い

1つ目は、自己肯定感が極端に低いことです。自分の顔、体型を含めた外見や性格にとにかく自信がない。自分が嫌い。どうにかしたい。という、蛙化現象で悩むご相談は毎日必ず1件はあります。

中高生で、自分の顔が嫌いだけど、まだ化粧品を買ったり美容に費やすお金もないから、どうしようもないと悩んでいる子も少なくないです。

性格も、ウジウジした性格、自己中な性格、思いやりにかける性格、そして、蛙化現象のときのわがままな性格が嫌いで、本当に治したいけど、どこから直せばいいかわからないほど自分が嫌いな方も・・・

聞いてるこっちが、大丈夫だよ!と焦ってくるくらい、嫌いな方がたくさんいます。

特に、「美しさ」に悩んでいる人は多いですね。どんなに高い化粧品より、美容液より、美しさは内面から出るもの。何かを一生懸命頑張っている人は、皆美しいと思います。

ここで語りだすとキリがないので、自己肯定感に関しては別の記事で。

自分の女性性、母性が気持ち悪い

これに関しては、「全然わからない」と言う方もいましたが、先日行ったアンケートでも、「女の子らしくしている自分」を気持ち悪いと感じる人が半数いるという結果になりました。

他にも、美容院に行ったり、化粧品を買ったり、いわゆる「自分磨き」をしている自分が気持ち悪かったり、デートの前で着ていく服を迷ったり、デートプランを予想して、予め調べてデートのことを考えたりしている自分が気持ち悪いという声も聞きました。

恋愛している自分、「愛されたい」という感情が気持ち悪い人もたくさんいます。

他にも興味深かったのが、性自認は女性。恋愛対象は男性。見た目もとっても女性らしい。

のにも関わらず、胸があることに違和感を感じる人、無いほうが良いと考える人、風呂で洗うことにも嫌悪感を感じる人。女性らしい体つきすべてに気持ち悪さをどことなく感じる人。

また、初めて生理がきた時やブラジャーを付けた時に気持ち悪さを感じた人もいました。生理前などホルモンバランスが乱れている時は、特に自分の女性性に嫌悪感を感じるそうで。

他にも、きれいな女優がドレスを着ていたり、テレビの中のタレントが体のラインがはっきりした格好をしていても、それは綺麗だと感じるけど、自分はそう有りたくないと思う人もいました。

友達と恋人で求める期待値が違う

これは、先日の記事(蛙化現象が起こる3つの理由を徹底解説)で丁寧に解説したのですが、友達としては満点、でも恋人って考えたら0点という考え方です。

私達は、知人に求める期待値、友達に求める期待値、恋人に求める期待値、家族に求める期待値がそれぞれ違います。友達に求める期待値は人並みでも、恋人にも求める期待値は並外れたチェックリストが存在する人がいて、それが蛙化現象の原因になっている人もいます。

あとは、友達としては仲良かったのに、「恋人(仮)」の枠に入った瞬間、相手の気持ち悪いところがドンドン出てくる。これも、性的嫌悪と尺度変化かなと思います。

もしこれが明確な原因なら、関係性にこだわらず、友達以上の信頼感がある人間関係を続けるとか、「私達って、友達なのかな。」「私達って、恋人になる可能性もあるのかな。」というこだわりを一旦緩めて、「その人との人間関係」に着目していくと良いんじゃないかなと思います。

難しいと思いますが!できる範囲で。

人と深く関わることに対する恐怖、不安

4つ目は、もう男女とか異性とか関係なく、「人と深く関わること」に対する不安です。

これに関して、私は全く蛙化現象ではないですが、家庭環境や過去の出来事が原因で、この不安はすごく共感できます。私は長らくこれで、人に頼ることに極端に慣れていなかったり、人を頼ることに不安や恐怖を感じていました。

自分の腹を割って話す瞬間は、例えば恋人とうまくいかなくなったときって、腹を割りかけて話す瞬間の一つだと思うのですが、そういうときにはいつも大泣きしてしまって、ダムが破壊したみたいに感情がぐちゃぐちゃになって、何も話せない。頭真っ白。みたいなこともありました。

これに、もし当てはまる人がいたら、これは結構根深い癖になってしまっているので、すぐに改善は難しいと思いますが、自分の感情と向き合う時間を増やすことが第一歩だと思います。例えば、何かを聞いたり見たりしたときに、「本当は、自分はどう思ってるの?」「ぶっちゃけ、私どう感じてるんだっけ?」という感じで、私は感情を抑えていたので、それを引っ張り出す練習(震えながら笑)してましたね。

性的嫌悪、潔癖

これは、昔からある嫌悪です。とても伝統的で有名な嫌悪感で、性的なものを生まれて初めて知った時、誰しも戸惑いがあったんじゃないかなと思います。

小学生での保健体育や、初経、男性が性的に初めて見てくる中学生の頃、戸惑いを感じる女性は少なくないと思います。

私の友達には、好きな小説や漫画に性的なシーンがあると、冷めてしまい売ってしまう人や、シモネタトークに吐き気を感じてしまう人もいます。

彼氏にシモネタ話されて、大泣きしてしまったという話も聞きます。

他にも、好きな人はいるけど、そういうことはしたくない人、性的なものを楽しんでいる人に対して、とてつもなく嫌悪感を感じる人もいます。

過去に性的関連のトラウマがある人も、ない人も、男性に乱暴にされたり強引にされた経験がある人もない人もいて、トラウマに関しては、あんまり関係あるようでなさそうです。

あとは、「性的コンテンツを見るな」「性的なものに興味をもってはいけない」と育てられてきて、「いけないこと」という位置づけで理解しているので、30代になった今でも悪いことをしている気がして、行為ができないという人もいます。話を聞いていると、人によっては、母親の影響は、ありそうです。(ドラマで性的描写が出てきて、「気持ち悪い」と言うなど)

スマホ、SNSの使用時間が多くて理想が高い

これも、私調べだと、かなり多かったです。スマホ依存、スマホ中毒です。

若い方の1日のスマホ平均使用時間は、4時間。でも4時間以上スマホを見ている方がたくさんいます。スマホの怖いところは、自分と比べてしまうところと、身近に感じすぎるところだと思っています。

またスマホに関する記事は別に書こうと思いますが、インスタやTikTokで出てくるカップルの姿をテンプレートとして競争したり、インスタ系の口をムッと閉じて目を大きく映るお人形さんのような顔が流行り、みんな同じ美の方向で競っているように見えます。

だからスマホの中のインフルエンサーと比べて自己肯定感が下がるし、ライブ配信などやっているジャニーズやYouTuberを見て身近に感じすぎるので、理想がドンドン上がっている気がします。

テレビは、ゴリゴリに加工されて、何カメも入って、「プロが作った感」があるから、現実とはかけ離れた存在に見えますが、スマホは不思議と身近に感じます。

スマホ依存は、蛙化現象だけでなくその他様々な病を引き起こすと個人的には感じでいます。

スマホで加工された世界は、リアルではないのでね。

まだ説明つかないことがたくさんある

以上、6点が蛙化現象の実態を聞いていて感じた、6つの原因です。だいたいどれかには当てはまるのではないでしょうか。

でも、まだ説明つかないことがたくさんあります。それは、これら全てにチェックが入っても、蛙化現象で悩んでいない人もたくさんいるからです。

私も、5段階評価でこのチェックリストがあったら、どれも「全く当てはまらない」とは言えないんです。でも、蛙化現象に悩んではいない。

あと、こういう悩みを抱えると、逆にセックス依存症などに走る方も一定数いらっしゃって、それはもうとても有名な現象なんです。嫌悪感からの自傷行為というか、もう精神科界隈でもとっても有名な現象の一つです。そうではなく、「気持ち悪い」という感情。愛着障害とも似て非になるような感覚。

まだまだ奥が深そうです。アップデートがあったら、記事にします。

動画にもしました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました