買い物の失敗を恐れない

HSP気弱さん克服

買い物ができない人の心理

皆さん、買い物していますか? 最近、自分のために買ったものは何ですか?

それは、あなたの生活の質やあなた自身をアップデートするものですか?

それとも、安いから買いましたか?

過去の私は、買い物が全然できませんでした。自分に投資するほど自分に価値を感じられなかったし、「もっと良くなりたい」という強い気持ちもなかったし、「お金が無駄になったらやだな」「買ってもどうせ使わなかったらやだな」「買った時に後悔したくないな」という気持ちもありました。

誰もが買い物で失敗したことがあると思います。

私も、良いと思って買ってみた服を全然着なかったり、良いと思って買ってみたけど使っていない化粧品はあります。靴ズレしちゃう靴は、見た目が好きでも履かないし、美味しそうと思って買った食べ物がマズイことも当然あります。

昨日買った絆創膏は、使い勝手がすごく悪くて、剥がそうとすると皮膚まで剥がれちゃう気がして、怪我が悪化するので、全部捨てました。

食べ物・飲み物腐らせたこともあるし、洗濯で色移りしちゃう。でも生きるって、そういうことの連続ですよね。

だから、お金を無駄にしたくない気持ちもわかります。無駄にした時に、損したなって思うし、その時の気持ちは全然心地よいものじゃない。できれば体験したくない。

でも、そういうのを続けて、「我慢できるからこのまま新しいのは買わずに」とか「こっちの方が安いから、本当に必要だったのはこっちだったけど、こっちを買っちゃおう」とか、お金と上手に付き合わないと、結局ずーっと損するサイクルにいると思うんです。

安くて粗悪品を買って、お金を無駄にして、でも高いもの買う勇気はなくてっていう悪循環。

今回の記事では、私のお金との付き合い方についてお話します。

「そういう体験を買った」と思おう

例えば、2000円の服が、速攻で傷んだとするとします。

「わ、2000円したのに。」「まだ1回しか着てないのに。」「もったいないし、このまま着続けちゃおうか。」「上に羽織ればバレなそうだし、こんな感じでごまかしちゃおうか。」

色んな発想が思い浮かびますね。この2000円を後悔したくない、でももう捨てるほかない。ネットで買った商品。返品不可。使えないものが届いた。とかですね。あるあるですね。

私も昔は切り替えられず傷ついていたし、新品の物をすぐ捨てられなかったし、どうしようかウジウジしていました。

今は、「2000円払って、この経験が買えた」「2000円でこの感情を買えた」「2000円か、ウジウジしてるより稼いだ方が早い」そんな感じで切り替えています。

基本的にお金は勉強料ですから。そういう経験をする勉強料で、その無駄なお金も、いい商品と出会うために必要なお金です。

そもそも買い物というのは、半信半疑で買うもの(失敗するかもなって思いながら買っている)ので、はじめから期待値は低いし、長く使えればラッキーくらいに思っています。

「安いから買う」で、良い経験は買えないよ

安いから買うって思考、私もします。

ソーセージはシャウエッセンじゃなくて、隣のソーセージ買っちゃうし、ヨーグルトも、こだわりないから「今日はブルガリア」「今日は恵の方が安い」って、安い方買っちゃうんです。

でも、服とか靴とかカバンとか。下着も含めた自分の身に付けるものや、毎日目に入るもの、家に置くもの、オフィスの机に置くもの、ガジェット類に関しては、「安いから買った」という理由で買い物はしないようにしています。

基本的に、上記で述べた商品は、「投資した分だけ見返りがあるもの」「お金をかければかけるほど良い経験、良い思考、良い人間関係、良い1日が過ごせるもの」だと思っています。

お金をお金としてとっておくより、そのお金で自分に投資して、もっと良い自分になったほうが、幸せな人生を送れるし、幸せな時間を過ごせるし、人生有効に有意義に使えるし、お金をお金として置いておいたら紙のままだけど、色んな経験や価値観のアップデートに変えられるなら、変えた方が得だと思います。

アップデートして、もっと稼げるようになりますし。

衣類や身に付けるものを、安いから買っちゃいけない訳

服って、その人をすごくよく表すもので、服装や髪型を見て、どういう性格か、どういう思考をしているかがわかります。来ている服のブランドでも、その人となりがわかります。

バレンシアガやオフホワイト、それらブランドを強調する服を着ていたら歌舞伎町系チャラ男か詐欺師かだなって思うし、ベルルッティとかきれいなスーツ来ていたら、ダンディなおじさんって感じがするし、ヨウジヤマモトやイッセイミヤケなど個性的なスタイルの服を着こなす人はオシャレさんだと思うし、ユニクロだけだったら、あんまり興味ないんだなと思います。
(その他目つきや話し方もトータルで印象となるので、一概には言えませんが)

衣類や身に付けるものって、自分が思っている以上に、自分の価値を上げたり下げたり、印象づけます。その印象で、友達も恋人も、その他付き合う人間も変わると思うし、仕事だって変わると思うし、周りの人間と仕事に関係するならそれはそのまま、人生に直結すると思います。

だから、人生の質を向上させたいなら、自分の身に付けるものには投資するが吉だと思います。失敗しても、失敗した分だけ学びがあるので、問題ないと思います。

あと、やっぱり安いは安いなりだと思うんです。ユニクロは、生地はしっかりしているし着心地も良いけど、安いデザインで、誰もが似合う無個性なデザインだし、全然ユニバレするし、「オシャレな人」という印象は、ユニクロでは買えないと思います。

しまむらも、数年前から、しまむらGUコーデのインフルエンサーがドッと増えて、youtuberやインスタで定期的にバズっています。季節が変わると「しまむらで1万円分買ってきた購入品紹介」だの、「GU1週間着回しコーデ」だの、出まくっています。

だからあんまり皆、しまむらとかGUを着ていても、恥ずかしくないのかな・・・?

30代でも「これもあれも、しまむら!」「これはGU!」「これはHoneys!」と恥じることもなく言う女性がチラホラいるんですが、私はそれ聞くたびに、「不況だなあ」「可処分所得が下がっているなあ」「こんな社会で良いのかなあ」とモヤモヤします。

しまむらというブランドもGUというブランドも、安くて質が良くて、素晴らしいブランドだと思うんですが、それ買って、満足している女性で溢れている社会はなんかマズイ気がします。

自分を大事にしているとは言えないし、自分に投資しているとも思えないし、自分をアップデートしたいという向上心もないし、そこには「そこそこでいい」以外の意思や思考を感じないからです。

そこそこでは、良くないです。なぜなら、歳を重ねるにつれて、その「そこそこ」がアップデートされないままだと、その「そこそこ」のラインはどんどん「冴えない」向かっているし、何なら学生の頃から「そこそこ」のラインが変わっていない人は、すでに冴えないです。

買い物の失敗を恐れず、色んな経験を恐れず、自分をアップデートする過程を恐れず、逞しく生きていきましょう!

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