店員さんに、注文や質問ができない。言葉が出てこない。

HSP気弱さんの特徴

お店で言えない「すみません」

私は、HSP気弱さんを克服したのですが、HSP気弱さんだった頃は、人に物事を聞いたり頼んだりすることができませんでした。

例えば、客席の呼び出しベルがないところで、店員さんに「すみません。」と声をかけるのがすごくハードな作業でした。

飲食店の店員さんはすごく忙しそうにしていて、店中バタバタしているので、「声をかけて作業を中断させては申し訳ない。」とか「忙しそうなのに、呼び止められない」とか気にして、なかなか呼べませんでした。店員さんが暇になることはないので、「すみません」と呼び止めるまでに、時間がかかっていました。

また、レジでの注文の時に、割引対象なのか否かがわからなかったり、値札がついていない商品があった時に、聞けなかったし買えませんでした。

「対象内だったら買ってたな。でも対象外ならいいかな。」という商品で「割引対象外です。」と言われた時に、「じゃあいいです。」と断れませんでした。すごく失礼なことをしている気がしていました。

値札がついていない商品も、自分が想像していたより値段が高くて買わないってなった時に、「じゃあいいです。」が言えないので、値段を聞くことを諦めていました。

店員さん相手だとしても、「断る」ができませんでした。

他にも交渉ができなくて、割引って書いてあったのにレジで違う値段だったり合計額が若干異なっていた時に、「これってあってますか?」「これって、割引適応されていますか?」が確認できませんでした。

わがままな客だと思われたくないし、店員さんは忙しそうだし、交渉したところでトラブルに巻き込まれたくないし、危なっかしいコミュニケーションには首突っ込みたくなかったのです。

自分のために、どんどん聞こう。

今は、私はHSP気弱さんを克服し、お店では積極的に注文したり質問したりしているのですが、こういった性格になってから、本当に楽しい日々になりました。

例えば、飲食店で見たことない野菜とか食べ物がプレートに乗っていると、「これは何ですか?」と聞くようにしています。自分の知識も増えるし、時にはシェフのこだわりを聞けることもあります。

特に「積極的に質問しよう」意識しているわけでは全くないけど(お店の方も忙しいので)、お客さんが少ない時に質問したりすると、「よくぞ聞いてくれた!」という感じでノリノリで答えてくれることも多いです。

「これは僕が育てたハーブで、」とか愛情をすごく感じられて食事をより一層楽しめたお店もありましたし、「これかわいいですよね!」と店員さんと意気投合したこともあります。

こないだ行った飲食店ではオススメを聞いて、そのオススメ品を頼んだら、少し高くて時間がかかるので誰もまだ注文してなかった新メニューだったみたいで、急に常連さんみたいになりました。

私もとっても胸がいっぱいになりました。

別の飲食店に友人と行った時に、注文したものと別の料理が出てきたのですが、「捨てるのもったいないので食べますよ。」と食べたらすごく感謝されて、それキッカケにお店の前ですこし立ち話をしてから帰りました。

「お客様は神様だ」とかいう言葉もあるし、感情がない店員さんもたまにはいるけど、基本的には人間同士のやりとりなので、どんな質問でも、「じゃあ買いません。」でさえも、コミュニケーションは多い方が楽しいです。

「じゃあ買いません。」と言われて怒られたら、それは商売人として失格なので、次からそのお店には行かなければいいだけの話です。

気弱さんを克服すると見える世界が全然違って、自分の知識や教養がすごいスピードで経験とともに蓄積されていくので、克服してよかったなと思います。

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HSPや気弱さん、蛙化現象その他全ての精神疾患には、なんでも言いたいことが言える「安全基地」という存在が大切です。これがあるのとないので、状況が全然異なります。

私は半年間、計100名以上の方とお話ししてきました。そのためノウハウも溜まっています。「こんなの私だけじゃないかな」と思うこともあるかもしれませんが、100通りの事例が蓄積されているので、「多分そんなことないよ。こうやって克服した人知ってるよ。」となんらかの提案ができると思います。

もし相談する勇気がなくても、このブログに辿り着いたということは、何かに悩んでいる方だと思います。HSP気弱、蛙化の最新情報もラインにて告知しますので、友達になってくださるととっても嬉しいです。

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