「自分なんか」の延長線上で、食べ物の味がしない

HSP気弱さんの特徴

付き合いでの食事とか、偉い人との会食とか、興味ない人との食事って、味しなくないですか?

私は、誰かと食事をすると、常にそういう感覚があって、味が全然しませんでした。それは別に、興味のない男性でなくても、好きな人とでも家族とでもそうでした。

自分の意見を言えない環境

気弱だった私は、とにかく自分の意見を言えなくて、食事でもそれは言えなかったです。

マズイ、旨い、好き嫌い、自分が食べたくないから残すとか、自分の口に合わないから残すとかも、できなかったし、多分「いい子」でいたかったし、食事に自分の意見を持ったら、こだわりとか感じちゃうなんて、なんかそれって偉そうだなあとか思ってて。

例えば、私は出汁の味全般の旨味がわからなくて、肉じゃがとか切り干し大根とかひじき煮とか、何が美味しいか全然・・・わからなかったです。

栄養あるから食べてるって感じ。子供舌だったと思います。

給食でも好き嫌いも恥ずかしいし、早く食べきっちゃうのも恥ずかしいし、なんか皆に見られて食事するとかそれ自体恥ずかしくて、脳に味の信号いってませんでした。

「おいしい」を感じない学生生活

習い事や部活を、私はたくさんやっていたので、中学の頃からは、夕食は家族と一緒に食べていませんでした。夕方くらいに塾に行って、おやつを食べて、帰宅後の21〜23時くらいに軽く食べてっていうのを、中高続けていました。

それ以外の食事も、あんまり喋りたくなくて、食事の時間には基本的に予定をいれるようにして、家族とは別の時間に1人でご飯を食べるようになりました。

1人で食べると会話はしません。当然「おいしい」は言いません。

そうするとですね、「おいしい」ってわからなくなってくるんです。人間って不思議なもので。周りの人とおいしいものを「おいしい」と言って、共感しあったり、時にはシェアしたりしないと、なんかそういう感情って、忘れるんです。

昼食は?と思った方もいるかと思いますが、部活があるので早弁するし、なんか学生のお弁当って、作業感強くないですか?ウチだけかな?

お弁当広げて、「おいしいね」「その卵焼き、きれいだね」なんて言い合う、アニメみたいな休み時間、私は過ごしてなかったです。

文化祭の準備とか、委員会とか部活とかの活動に追われて、慌てて時間内に掻き込む感じ。私が委員会とか係とか、やりすぎてたんですかね、それとも。

大学の時も、カップ麺とか菓子パンとか食べながら、課題の答え合わせをして、プレゼンの練習をして、サークルの話し合いをそこで終わらせないといけなくて、とかでテキトーな食事してたんです。

だから、私は「おいしい」を知らなかった。気づいたら、何食べても作業みたいになってたし、「おいしい」という感情を忘れてた。

「何食べたい?」「静かなところ」

デートで、「何食べたい?」って聞かれたときに、私は「静かなお店ならなんでもいい」とずっと答えてきました。

それは、食べたいものが本当になかったからと、食べたいものを言うことで印象付けられる恐怖が理由です。

私は騒々しいところは苦手で、たまに、声張り上げないとコミュニケーションが取れない居酒屋とかあるけど本当に最悪で、声なんて出ないし、そんな頑張りたくないしっていうのがあって、静かは絶対でした。

あと、人目が気になるし、別のテーブルの会話とか別のテーブルの人が頼んでいるものとか見ちゃうので、個室の方が好きでした。落ち着いて食べられるので。

「食べたいものを言うことで印象付けられる恐怖」ってなんだって思う方もいると思うんですけど、例えば、「何食べたい?」「焼肉!」っていったら、がめついなっていうか、ああ肉とか好きな子なのねっていうか、焼肉とか食べたくなるタイプねっていうか、そういう印象つくじゃないですか。

他にも、「お寿司!」も同じで、ああ、そういう感じねってなるじゃないですか。女同士でもなります。

そういう食べたいものを主張することでつく印象が、大変気になっていたので、私は食べたいものをリクエストしていませんでした。

そんな、食べたいものもない、おいしいとも感じない、食に無頓着な私が、今食事を楽しめているのは、下記記事にまとめています。

要点を簡単にまとめると、食事の味がするまでに私が実践した方法は、実家を出て、自炊して、自分の舌を鍛えて、自分の体が喜ぶ食事をしたこと。

そして、本当においしいものを食べてみて、豊かな食の世界を知ることです。

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HSPや気弱さん、蛙化現象その他全ての精神疾患には、なんでも言いたいことが言える「安全基地」という存在が大切です。これがあるのとないので、状況が全然異なります。

私は半年間、計100名以上の方とお話ししてきました。そのためノウハウも溜まっています。「こんなの私だけじゃないかな」と思うこともあるかもしれませんが、100通りの事例が蓄積されているので、「多分そんなことないよ。こうやって克服した人知ってるよ。」となんらかの提案ができると思います。

もし相談する勇気がなくても、このブログに辿り着いたということは、何かに悩んでいる方だと思います。HSP気弱、蛙化の最新情報もラインにて告知しますので、友達になってくださるととっても嬉しいです。

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