極度の怖がり気質【ホラー、サスペンス、グロ、ドッキリ、マネキンetc】

HSP気弱さんの特徴

私は、人一倍怖がりな大人だった

皆さんは、「怖がりさん」というと、どんなイメージがありますか?

おそらく、小さいこどもや赤ちゃんを想像する方もいらっしゃると思います。

小さいこどもは、母親以外の人に抱かれて大泣きしたり、テーマパークなどで着ぐるみを見かけるたび驚いて大泣きしたり、感情表現の多くが「泣く」に集約されているイメージがあります。

しかし、人はそのまましょっちゅう泣くのではなく、段々成長して、嘘や演技、誇張表現やトリックを理解して、怖がりがなくなっていくものだと思います。

普通に成長して、いろんな娯楽を、いろんな人を知って、自我を保って社会のあらゆるものを見聞きしていたら、普通にそう育つのかなと思いますが、私はずっと二十歳を超えてからも、HSP気弱さんを克服する23歳まで、不安がりの怖がりさんでした。

曖昧なものに対する不安や恐怖はもちろん、それ以外でも、人が恐ろしいと感じているもの(権力支配や病、災害など)を抽象化して描いた映画やアニメ、漫画なども全て怖かったです。

社会や世界にビビりまくり、不安がり、起こり得ないあり得ない状況でも「起こってしまうかも」と危惧して震える、そんな性質がありました。

今、コロナ禍で鬱やパニック障害などの精神疾患を抱えている友人がすごく身の回りで増えました。「今の状況は最悪だけど転職が怖くて身動きが取れない」「今の状況を打破すると、傷つく可能性があって、それがすごく怖くて状況を変える勇気がでてこない」という方が、たくさんいます。

私も気弱さんだった頃、「自分の感情が変わる瞬間」(ビックリ、ショッキング、勇気など)はすごく怖かったし、価値観が揺らがされたり、傷ついたりする瞬間は、全て怖かったです。

気弱さんきっかけで、精神疾患が悪化している人を見ると、気弱さんは、できる限り早く克服しなければならないなと思います。

この記事を読んでくださっている方も、普段から不安や恐怖、心細さなどを感じている方も多いかと思います。

そのようなお悩みを抱えている場合、気弱さん克服コーチングを作成したので、ぜひご覧ください。怖がりも気にしいも、克服できます。

不安を煽るような作品は全部、妄想が続いて苦しい

私が、どれほど怖がりだったかをこの記事ではご紹介したいと思います。

まず、ホラーやミステリーはもちろん、医療系のドラマやテレビ番組、テレビ番組でのドッキリ、それに関する広告を、一瞬たりとも見ることができませんでした。

ハリーポッターは、開始5分で臓器が気持ち悪くなって終了。「嫌なことが起こりそうな雰囲気」が苦手で、何かが起こる前で、耐えられませんでした。

魔法も妖怪もお化けもオカルトも、都市伝説も仰天ニュースも、全然知りたくなかったです。マジックや催眠術の、不安を煽るような不吉な雰囲気もだめ。

また、怖がらせる気のない、「人を驚かせたい娯楽」も全部ダメでした。(モニタリング、ドッキリなど)

私の恐怖心というのは、結構日常生活に支障が出てしまっていて、寝る前はもちろん、お風呂、1人でいる時、料理してる時、ふと脳みそが緊張からゆるんだ瞬間、1日のあちこちで妄想が始まって、それが数週間、数ヶ月間と続いてしまいまっていました。

ホラーを見た後にする、「振り返ったらおばけがいたらどうしよう」「ドアの向こうにいたらどうしよう」という妄想だけでなく、「叱られたらどうしよう」「怒鳴られたら」「縁切られたら」「嫌われたら」「殺されたら」「怒ってナイフがジャケットから出てきたら」・・・と、様々なシチュエーションで、いろんな方面で妄想止まりません。

ナイフとか銃なんて、この日本において、まあそんなに普段から心配する要素ではないのに、日常的にそんなに不安を感じて過ごしていました。

今思うと、あの頃は、夢を見ているような恐怖心がありました。窓からゾンビがのぞいてたり、床に虫だらけだったり。現実には起こらないけど、夢ならいろんなあり得ないことが起きる可能性があります。

小さい頃はサンタクロースが怖かった

小さい頃はサンタクロースが怖かったです。

私にとってサンタクロースといえば、「こっそり来る・突然来る・夜に来る・勝手に家に入ってくる・知らぬ間に来る・そして来るのは太ったおじさん」という印象で、怖かったです。

小さい頃に、皆で「あわてんぼうのサンタクロース」を歌っていて、歌っている最中に、外からドンドン音がして(煙突から落ちてきたという演出)、灰まみれになったサンタが歌っている子供達の前に現れて、お菓子とかプレゼントを配るというイベントがありました。

歌っているという無防備な状態で、しかも自分の見えないところから騒音が聞こえて、という状況が当時の私(多分幼稚園くらい)にはすごく怖かったです。同じ理由で、仮面ライダーショウはずっと苦手です。

リアルな偽物シリーズ

このリアルな偽物が苦手なのは、不気味と感じるレベルが極端に低いのが理由だと思います。

おかめ面、海外の舞踏会の仮面、動物の剥製、マネキン、人形パネル、等々全部嫌でした。
私が大学生の頃、ペッパーくんという賢い案内ロボットみたいなのが流行って、駅やお店のあちこちにペッパーくんが置いてあったのですが、あの白塗り・無表情で追ってくるのが気持ち悪くて、半径5m以上の距離をとって、感知されないよう工夫していました。

結構なスピードで迫ってくるし、機械的な声不気味だし、無表情のまま追いかけてくるし、話しかけてないのに話しかけてくるし、想像できないことしてくるし。

子供とかがわーって楽しんで寄っていたペッパーくんを、私はいつ遭遇しても、関わりをもたないように避けて、逃げて通行してました。

破壊系は、全部怖い

廃墟とか、壁紙が剥がれる瞬間とか、木をチェンソーで切るとかは、全部怖くて、廃墟とかは特に一番怖いレベルが高いみたいで、怖いものがだんだん減っていっている今でも、結構悲鳴あげるくらい怖いです。

どういう怖さかというと、家の壁とか、朽ちた床とかが全部自分の皮膚みたいに感じて、痛いです。

田舎に行くと、廃墟ってたくさんあって、柱がなぎ倒されていたり、廃墟レベルはどうであれ、死骸みたいで怖いし、自分の皮膚とか内臓が廃墟の一部になったみたいに、ズキズキします。

こないだテレビで、店舗をリノベーションする番組があって、壁紙を全部ぶわーっと剥がして、スプレーを勢いよくかけて、全部破壊して骨組みをあらわにしているシーンがありました。

これは、前向きに放送されていたものなんですけど、内臓搾り取られそうになりながら、その番組を見てました。スプレーとかも結構嫌でした。

どんな感覚かというと、医療系ドラマとかで他の人が血流していたりしたらグロいと感じで、自分の体が同時に痛くなるんですけど、それが私の場合は、他人という「人」を超えて、植物とか家とか、もっというとぬいぐるみとかでも刃物入れたら怖いし痛い。全方位で、魂宿っちゃってる感じです。

木を、のこぎりとかチェンソーで切るのは怖いし痛いのに、花を摘むのは怖くないの?と聞かれて、花を摘むのは痛くないです。

この境界線は、どこにあるかというと、花を摘んだり、花の細い茎をパチンとハサミで切ることは、痛くないし、痛かったとしてもそこまで怖くない。でも、のこぎりレベルの刃物だと怖いです。

あと、すでに加工してある材木をのこぎりで切っても、それは怖くありません。そこにもう命はないので、材料なので、これは、痛くないです。木という魂をのこぎりで削るから怖いしグロいです。

花でも、摘むのは怖くないけど、例えば摘んだ花をすり鉢に入れて擦るとかいう瞬間は、ちょっとグロいし怖いです。花という形が目の前で壊れていくのはグロいです。

こないだフレンチで、食用花を食べたのですが、こういう場合は、食べれないということは全くなく、魂を感じるわけでもなく、そして奥歯ですりつぶす絵が自分の目に映らないので、怖くないです。おいしくいただけます。

なので、廃墟は怖いけど、落書きは怖くない。痛みがあるかないかが基準になってると思います。

紙をカッターで切るのは、「手を切りそう」という別の不安しか伴わないので、これも怖くないです。

刃物系は、刃物の大きさが基準になっている気がします。鎌とか使ったことないけど、多分稲刈りは嫌なんじゃないかな。茶摘みならできる。

見れないテレビ番組シリーズ

テレビ番組だと、「たけしの家庭の医学」は見れません。

誤って広告でも見てしまうと、「自分がガンなんじゃないか」とか「自分は〇〇症のウイルスを持っているんじゃないか」とか、無限に考えてしまって、寝られなくなります。

なんの根拠もないけど、脅しにはかなり弱いので、脅しに関する番組は避けていました。

同じ理由で、「警察 24時」も見れないです。何も悪いことしてないけど、何も心当たりはないけど、自分の家に、警察が来ちゃうんじゃないか、扉の向こうに警察が待機してるんじゃないか、私も捕まっちゃうんじゃないか、と思って寝れなくなります。

街で怖かったもの

怖がり克服方法

私は2年くらいかけて、上記のような極度な怖がり気質を克服しました。

克服する方法としては、楽しいものから、苦しいものまでたくさんありますが、一貫しているのは「自分の足でどっしり構えて自分の心でちゃんと真実と向き合うこと」「不明確・不透明なものをとにかく減らして冷静に考えられるようになること」です。

その結果今は、昔は見れなかったであろう「鬼滅の刃」「進撃の巨人」「JOKER」などなど、不気味・怖い映画も漫画も楽しめています。

克服方法、動画にまとめました。


気弱で繊細な私の克服体験が、一冊の本になりました!

この度、気弱で繊細な私の克服体験と、みんなからのメッセージが、一冊の本になりました!!

タイトルは、
『「気弱な人」の失敗しない話し方』(WAVE出版)です!

著者は、私のパートナーでスピーチライターの蔭山洋介です。
蔭山は、あがり症やコミュニケーションで悩む人のサポートもしていて、私にもたくさんアドバイスをしてくれました。その支えがあったので、克服できたところも大きいんです。

書籍は、私はもう何回も読んでいるんですが、もしあなたが、
・「キミはどう思う?」が怖い
・自信がなくて、やりたいことが見つからない
・繊細すぎて、生きづらい
・お願いを断ることができない

こんなことに悩んでいる気弱さんだったら、本当に本当にオススメです。

私も、書籍に登場していて、蔭山から詳しくインタビューされています。写真でチラ見せ笑

3月5日から全国書店にて販売されています。みんなにも読んでもらいたいので、ぜひ書店で手にとってみてくださいね!Amazonはこちらから。

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コメント

  1. […] 【HSPの特徴001】極度の怖がり気質今日は、HSPの特徴の一つでもある、極度の怖がり気質について記事を書こうと思います。私は極度の怖がりで、ホラー、ミステリー、医療系の何か、ド […]

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