【HSPの特徴002】人に嫌われたくない | HSP気弱さん当事者の克服ブログ＋蛙化も！

嫌われる可能性のある主張ができない

私は、人に睨まれたり、舌打ちされたり、面白くないと思われるのが怖くて、周りの人からの気の進まないお誘いに断れなかったり、みんなの求める「いい子」でいたりしました。

自分の意見を言えないというわけでなはく、自分の意見がないわけでもなく、特定の誰かに敵視されるのが怖かったです。

「人に嫌われる可能性のあるシチュエーション」で、「嫌われる可能性のある主張」ができませんでした。

でもその行動で、すごくお金も時間も労力も無駄にしちゃうから、家に帰って一人反省会して、時には別の友人に相談したりなんかして。

「そんなの断ったらいいじゃん〜！」「いや、ちゃんと言ったほうがいいよ！」と明るく返されるのですが、いざ、本人を目の前にしたら、いざ、断ろうとしたら、体がきゅっと硬直する。

「帰りたい」「この場から逃れたい」「スムーズにやりたい」という感情がぐるぐる回って、結局、自分の意見なんて言えず、今日もまた、お付き合いを繰り返す・・・そんな日々が続いていました。

先輩、後輩、友人、恋人、などからの、気の進まない誘い。買い物とか飲み会とか。

そういうのを全く断れなくて、興味のない買い物にも、ライブにも、握手会にもサイン会にも、時にはバイトを休んでまで、行きたくない遊びに付き合っていました。

「それ、似合ってる！」と言われて、自分の趣味じゃない服を買ってしまったり、「これ、一緒に買おう！」と巻き添いをくらったり（？）、帰るタイミングを逃して、無駄にお金使っちゃったり。

興味のないアーティストのライブに行ったこともあるし、興味のない映画をノリで見たこともあります。

学校の登下校では、私の家の方が学校から近いのに、わざわざ遠くの友達の家に迎えに行って、学校に行く、という毎日遠回り登下校をしていました。

飲み会だって、アルコール苦手・おいしくないご飯苦手・騒々しい宴会苦手、なんなら好きなポイントなんて一つもないのに、「とりま、飲みに行こう！」「打ち上げ、行こう！」には、ずっと付き合っていました。

友人だけでなく、私は家族からも嫌われたくありませんでした。

反抗期は当然なく、親と喧嘩したこともありません。嫌われたくないというか、親に関しては恐怖ですね。今思うと、DVとかと感覚が同じで、嫌われたくないというか、嫌われたら死同然くらいに思っていました。

学校に通っている間（小学生〜大学生）は、「いい子」のテンプレが確立されていて、みんなが思ういい子って、なるのすごく簡単で。

大学卒業までは、親から好かれ、近所のおばちゃんから好かれ、というジブリの女の子みたいな「爽やか・明るい・挨拶できる元気ないい子」みたいな女の子をずっとやってきたんですけど、大学卒業すると、もうキャリアは自分で決めたいわけです。

特に私は、会社に所属という形ではなく、自分でビジネスする道を選んだので、それと恋愛のこともあって、卒業した春に、実家飛び出しています。

HSPを克服して、合わない人とはトコトン距離を置き、会いたい人にだけ会う日々を過ごしている今思い出すと、あの頃の私の脳内は、他人の感情が侵食しすぎていて、本当にもったいなかったなと思います。

誰の人生って感じだし、渦のように巡るHSP的な感情に打ち勝つのは、自分の人生を生きる上で、本当に重要だったなと思います。

人に嫌われたくなくて、コミュニケーションで苦労したので、その工夫の内容について動画にまとめました。こちらも併せて、参考になれば幸いです。

人に嫌われたくなくて、いろんなことしてきたので、共感できそうなものは読んでみてください。

▶︎会話の中断が申し訳なくて、いろんなタイミング逃しまくっていました。

▶︎嫌われたくないので、借りた漫画やCDにハマらなくてもちゃんと読んでました。

▶︎人に頼む、askができませんでした。

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HSPや気弱さん、蛙化現象その他全ての精神疾患には、なんでも言いたいことが言える「安全基地」という存在が大切です。これがあるのとないので、状況が全然異なります。

私は半年間、計100名以上の方とお話ししてきました。そのためノウハウも溜まっています。「こんなの私だけじゃないかな」と思うこともあるかもしれませんが、100通りの事例が蓄積されているので、「多分そんなことないよ。こうやって克服した人知ってるよ。」となんらかの提案ができると思います。

もし相談する勇気がなくても、このブログに辿り着いたということは、何かに悩んでいる方だと思います。HSP気弱、蛙化の最新情報もラインにて告知しますので、友達になってくださるととっても嬉しいです。